• このエントリーをはてなブックマークに追加

you-meさん のコメント

多くの人がエンターテイメントの中心方向を目指して一点に集中させた力が、初期には密度として観測された。そこからだんだんと周囲に分子を飛ばしていき、現在では瞬間的には不確定な方向へ中心ごと移動しているのが観測されているということでしょうか。
No.2
139ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
先日、AKB48の第5回の選抜総選挙が行われ、ぼくはYouTubeで行われた中継のコメンテーターとして、横浜にある日産スタジアムに行ってきた。選抜総選挙自体は午後5時過ぎから始まったのだが、その前にコンサートが行われていたので、4時に会場に到着したぼくは、それを途中から見る格好となった。 コンサートを見てまず圧倒されたのは、その観客の多さだ。アリーナを含めた日産スタジアムの客席は、満員の観衆で埋め尽くされていた。約7万人いたそうだ。7万人の観衆と、千人近くのスタッフが、そこで行われるイベントのためだけに、一堂に集結していたのである。 それを見て、YouTube中継のスタッフから、「これを見てどう思いますか?」と聞かれた。 ぼくは、AKB48ができた頃から、いやできる前から秋元さんの弟子として働いていたので、その変遷はつぶさに見てきた。その中で、スタート当初の客が全くいなかった頃を知っているから、スタッフとしては、その変化の大きさをぼくに語ってほしいようだった。 しかしぼくは、その光景を見ながら全く別のことを考えていた。その質問で思い出したのは、全く別の光景だった。そしてそれが、もしかしたらAKB48の成功の理由の一つかもしれなかった。そこで今回は、そのことについて書いてみたい。 AKB48のスタート当初の光景を思い出す時に、ぼくの脳裏をまずよぎったのは、その客の「少なさ」ではなかった。それとは反対に、スタッフの「多さ」だった。 
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。