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週末に見たい映画#39「未来少年コナン」(2,594字)
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週末に見たい映画#39「未来少年コナン」(2,594字)

2013-11-08 06:00
    今回は、映画ではないが宮崎駿監督が初めて「監督」をつとめた、テレビシリーズ「未来少年コナン」を取りあげたい。この作品は、1978年にNHKで半年間、全26回にわたって放送された。

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    よく「その作家の全ては処女作に現れる」というが、「未来少年コナン」も、宮崎監督にとってそのような作品となっている。そのためこの作品は、宮崎監督を知るうえでは欠かせないものとなっているのだが、それと同時に、宮崎監督の他の作品を理解するうえでも大きな助けとなっている。

    「未来少年コナン」において、まず何を置いても際立っているのが「キャラクター」である。
    主人公のコナン、ヒロインのラナ、コナンの仲間ジムシー、ラナの祖父ラオ博士、コナンの上司ともいえるダイス、ダイスのライバルであるモンスリー、モンスリーの上司レプカなど、いずれも、後の宮崎アニメに登場したさまざまなキャラクターたちの原型
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