• このエントリーをはてなブックマークに追加
競争考:その23「なぜ若者に奴隷根性が植えつけられたか?(後編)」(2,586字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

競争考:その23「なぜ若者に奴隷根性が植えつけられたか?(後編)」(2,586字)

2014-09-30 06:00
    シラケ世代の若者は、幼年期にあさま山荘事件を経験し、「戦っては負けだ」「熱くなるのはバカらしい」という考えを深く根づかせたのにもかかわらず、厳しい受験戦争をくぐり抜けなければならなかった。
    そのため、大学に入って以降はバブル経済の後押しもあって、遊びに狂った。そんな中、やがて子供が生まれる段になって、「自分たちの子供には苦しい思いをさせたくない」という思いを強くした。そうして、「子供には競争をさせるべきではない」という考えを、どんどんと先鋭化させていったのだ。

    ゆとり教育は、1996年、文部省(現文科省)が学習指導要領に「ゆとりを重視する」と記載したことから、そう呼ばれることとなった。この「ゆとり」の文言は、その後2010年まで記載され続けるのだが、「ゆとり教育の弊害」が叫ばれる中で、2011年、ついにその姿を消すこととなった。そのため、ゆとり教育の期間は諸説あるが、ここでは1996年から20
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。