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『カエルの楽園』第三章
 
   
 すぐに元老会議が開かれました。
 でも元老たちもどうしていいのかわかりません。皆、頭を抱えるばかりです。
「これは何かの間違いに違いない」ようやくガルディアンが言いました。「これはただの事故だ。そうに違いない。だから、もう同じことは起こらない」
 その言葉に元老たちはほっとしたような顔をしました。
 でも元老会議を見つめるツチガエルたちはおさまりません。誰かが「報復すべきだ」と言いました。すると多くのカエルが「そうだ、そうだ」と言いました。やがて「報復だ、報復だ!」という大合唱になりました。