結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2020年1月28日 Vol.409
目次
- 20歳になる男性に「かわいい」と言ったら - コミュニケーションのヒント
- 自分の物を自分で売ること - 仕事の心がけ
- キャパを超える質問 - コミュニケーションのヒント
- 自分が自分の先生になる時代 - 学ぶときの心がけ
- 人の目を気にしすぎない
- S/N比 - 再発見の発想法
はじめに
結城浩です。
いつもご愛読ありがとうございます。
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グラスの話。
ハートを持ったスレッドお化け坊やと、恋の冪級数が描かれた、かわいいグラスができました。
リンク先でご購入できます。
◆結城浩のハート&シグマ《グラス》
https://suzuri.jp/hyuki0000/2719316/water-glass/m/clear
そのほかにもマグカップやスウェット、スマートフォンケースなどありますので、よろしければどうぞ。
◆結城浩のSUZURI
https://suzuri.jp/hyuki0000/
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はてなグループの話。
「はてなグループ」というWebサービスが2020年1月31日で終了します。
結城も2006年ころは「はてなグループ日記」を使っていましたが、最近はさっぱり更新していませんでしたね。
いちおう記念として、2019年末に当時使っていた「はてなグループ日記」をエクスポートしました。エクスポート申請受付は2020年1月31日までとのことです。
◆はてなグループ日記
https://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenagroup/
ところで「はてなグループ日記のエクスポートファイル」を手に入れた結城は何を考えたでしょう。私は「このファイルは、どこに保存しておけばいいだろうか」と考えました。
ふだん使うファイルじゃない。そもそも今後二度と見ないかもしれない。近い将来使う予定もない。でももしかしたら、何か思いついてこのファイルを利用する事態が起きるかもしれない。そんなファイルをどこに保存すればいいでしょうか。
こういうときに結城が考えるのは「未来の自分はどこを探そうとするか」です。そして出た結論は「はてなダイアリーのファイルを保存していた場所のそばを探すだろう」ということでした。おなじ「はてな」というサービス繋がりで、未来の私は「はてなグループ日記」のファイルもそこを探すだろうと考えたのです。
実は、この考え方が正しいことがつい先ほど証明されました。
いまあなたが読んでいるこの文章を書くために「そういえば、年末にダウンロードしたファイルはどこに置いたっけ?」と思い出すはめになったからです。情けないことに、たった一ヶ月前のことなのにもうどこに置いたかを忘れていたのです(涙顔)。
しかし、現在の私は「過去の自分は『未来の自分はどこを探そうとするか』を考えたはずだ」と考えました(ややこしいな)。その結論は「はてなダイアリーのファイルを保存していた場所のそばを探すだろう」というもの。過去の自分と同じ結論に達したのです。そしてもちろん、そこに目的のファイルはありました(笑顔)。
あなたは、すぐには使わないものを片付けるとき、片付ける場所をどんな基準で決めますか。
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買い物の話。
毎日のようにスーパーで買い物をします。
同じ時刻に行くと、品揃えはいつもだいたい同じなのですが、特定の食材だけ売り切れてる時がたまにあります。それは、前の日にテレビ番組で「この食材が健康にいい」のような放送があったときです。いつも買っている食材が売り切れになるのは困りますねえ。
数日すると売り切れは解消されて、またいつもの日常に戻ります。買い物をしている自分としては助かります。
でも、思うんです。たとえ健康にいいものだとしても、一日だけ食べるんじゃ大して意味はないだろうなあ……って。
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それでは、今回の結城メルマガもごゆっくりお読みください。