今や日本を代表する車メーカーの1つとなった「ホンダ」。
そのホンダの創業者である『本田宗一郎』さんから仕事術を学びます!

本田宗一郎

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静岡県磐田郡に生まれた「本田宗一郎」。
鍛冶職人をしていた父親から、生まれつきの手の器用さと機械への好奇心を引き継いでいたそうです。

やがて父親が、自動車の修理を頼まれたことをきっかけに自動車販売店を開業します。
鍛冶屋のかたわら、中古自動車を研究・修理し、安く販売することで近所からも評判の自動車販売店へとなっていきました。これにより、本田宗一郎さんも自動車に興味を持ちます。

小学校卒業後、15歳からアート商会という自動車修理工場に勤め、6年間様々な事を学びます。
アート商会での経験が彼のその後に大きく影響しており、自身も「尊敬する人は?」の問いに「アート商会の主人、榊原郁三氏」の名前を必ず挙げるほどだそうです。

臨機応変にきく機転、自分で考え工夫する発想の豊かさ、勘の良さ、また仕事に対するひたむきな一生懸命さを榊原さんに認められた本田さんは唯一のれん分けを許され独立を果たします。

自分が好きな事に対し、しっかりと物事を考え自ら工夫していくことは、どの仕事においてもすごく大事な姿勢ですね。