2013年07月04日発行 第0753号 特別
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 ■■■    日本国の研究           
 ■■■    不安との訣別/再生のカルテ
 ■■■                       編集長 猪瀬直樹
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    ■□■ 『東京からはじめよう』(MXテレビ) ■□■     

      7月6日(土)21:00-21:55(毎月第1土曜日)
     ゲスト:太田 雄貴(フェンシング選手)
 
 今月のゲストは、2008年北京五輪フルーレ個人、2012年ロンドン五輪フルーレ
団体の銀メダリスト、太田雄貴氏です。「マイナースポーツと次世代アスリート
の育成」をテーマに語ります。

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       こころざしをはたして いつの日にか帰らん
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 7月3日水曜日午後2時20分(日本時間同日午後9時20分)、スイス・ロー
ザンヌで開催されたIOCテクニカルブリーフィングでのプレゼンテーションを終
えた猪瀬直樹は、麻生太郎副総理をはじめとするプレゼンターとともに、公式
記者会見に。本日のメルマガは現地から届いた速報版の会見要旨。

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「完璧なプレゼン」(IOCでのプレゼン後の記者会見)

●記者● プレゼンで示された新しいプログラム「スポーツ・フォー・トゥモ
     ロー」とは何か。この予算はどのようなものか。予算は45億ドルの
基金から拠出されるのか。

□麻生副総理□ 多くの国々でスポーツの文化を育成することが、このプロジ
        ェクトの目的である。スポーツの促進のため、我われは多く
の国々に人材を送ってきた。いまとくに、スポーツの促進のためのプログラム
が必要であると思っている。

 しかし、スポーツをするにはお金が必要であり、スポーツの発展のためには
お金がかかる。例えば、野球をするにはボールとバットが必要である。我われ
は、スポーツを世界中に広めたいと考えており、それが目的である。

〇猪瀬〇 45億ドルの大会開催基金がすでに銀行に用意されている。なぜ
     この基金を用意しているのか。リーマンショック前に税収をあげ、
そのお金を2016年招致のために取り分けておいたもので、銀行に預けてある。
現在我われは2020年オリンピック招致に名乗りをあげている。この基金は依然
残っており、利子を生んでいる。

●記者● 麻生副総理は前回から東京の招致に関わっているが、前回招致との
     違いは何か。

□麻生副総理□ 2016年招致と比べ、支持率が違う。2012年のロンドン・オリ
        ンピック後に銀座でメダリストのパレードがあったが、1964
年の東京オリンピック大会時でもあれほどの興奮はなかった。2012年ロンドン
・オリンピックが与えてくれた力はほんとうに大きかった。

 2011年、我われは大きな災害を経験した。日本は破壊されたという印象を与
えるが、我われは再度立ち上がりたいと願っている。このことは、2020年大会
の開催によって、より強固になる。あなた方の支援によって、大きく回復した
ことをお見せできる。

 我われは、想像以上に多大な支援を受け取っている。このことが、大きな違
いである。

●記者● 麻生大臣、あなたはロンドン2012年大会について触れた。招致キャ
     ンペーンの中で、スポーツの力について言及されている。どのよう
にして社会の恩恵のために行使されるのか。

□麻生副総理□ スポーツは世界中、同じルールでプレーされる。そして、誰
        が勝つか負けるかが決まる。オリンピック競技大会は世界で
最も高いレベルである。日本の誰もが興奮するだろう。招致は日本の回復にと
って最も大切なものである。招致は、国民に力と勇気を与えるだろう。我われ
にとって、オリンピック競技大会は4年に一度しか行われず、記録は破られ、
新しいアスリートが育成される。それらのアスリートは、社会において非常に
アクティブで前向きである。

●記者● 滝川クリステルさんは、プレゼンの中で「東洋と西洋が出会う」と
     言及したが、これは予定されていたものか、もしくはイスタンブー
ルに影響を受けて変更したものか。

◇滝川クリステル◇ 原稿は既に決まっていた。私はイスタンブールについて
          気に留めていた訳ではない。

●記者● 麻生副総理、あなたが国際的なロビー活動について話せないことは
     分かっているが、前回と比べて上手くできていると感じているか。
よい感触を得ているか。

□麻生副総理□ 私は政治家であるので、つねにロビー活動を行っている。こ
        こでいうところのロビー活動は、他の交渉と比較して計り知
れないほど周到に行われるものである。(ロビー活動の効果は)4年前と比べ
て素晴らしく、みんな非常によく働いている。

●記者● 2016年の招致では失敗した。もし、今回負けたら、また招致に手を
     あげるか。

◇水野東京招致委員会専務理事◇ 我われはかつてないほど、2020年の大会招
                致に情熱をもっている。前回の招致から多
くを学んだ。我われは、良いところは残し、それ以外は改善してきた。結果は
わからないが、9月7日まで勢いを保っていく。

●記者● 東京には5つの質問があった。何についてだったか、また招致にと
     って重要なものは何であったか。

◇水野専務理事◇ セッションは非公開であるため、内容については語れない。
         しかし、ベストを尽くして回答した。麻生副総理が述べた
ように、我われは一生懸命に働き、票を獲得しなければならない。


(編集部註)プレゼンテーションは非公開ですが、東京招致委員会のHPに概要
      が紹介されています。
      http://tokyo2020.jp/jp/news/index.php?mode=page&id=849 


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 「日本国の研究」事務局 info@inose.gr.jp


猪瀬直樹の新着情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■出演情報

・7月6日(土)21:00~21:55 MXテレビ9CH『東京からはじめよう』放
 送。ゲストは太田 雄貴氏です。


■掲載情報

・7月5日発行『潮』8月号、連載対談「日本を変える次世代の騎手たち」
 第14回に株式会社マイファーム代表取締役の西辻一真氏との対談が掲載され
 ます。

・7月10日発行『Sports Japan』(日本体育協会発行)に、五輪招致に向けた
 思いなどが、掲載される予定です。

・6月10日発行『文藝春秋』7月号、特集「父への手紙、母への手紙」に、
 「猪瀬直樹から母、久子へ 病床に届けた『約束』」が掲載されました。

・You Tubeにて、6月1日に放送された MXテレビ9CH『東京からはじめよ
 う』(ゲスト:辻慎吾氏)が提供されています。
 https://www.youtube.com/playlist?list=PL874C650250E25DD7

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