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ソーシャルで、人はイベントに行く(3)データから見るイベントの「つながり」と「ニーズ」
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ソーシャルで、人はイベントに行く(3)データから見るイベントの「つながり」と「ニーズ」

2013-05-07 18:04
    前回の記事では、「誰もがイベント主催者になる」ことの意味や、イベントによって得られるものを紹介しました。
    さて、今回から、データやトレンドを交えて、Event Festival Tokyo 2013のセッションの紹介をしていきたいと思います。

     

    ソーシャルメディア時代のイベント-誰と一緒にイベントをやる?

    Event Festival Tokyo 2013に先駆けて、イベントプラットホームPeaTiXのイベント主催者向けメルマガや、ソーシャルメディアなどを通じて、イベント主催者にアンケートを実施しました。(2013年3月~4月に実施、有効回答数142)

    ソーシャル時代の今日開催されるイベントの主催者たちは、どんな「つながり」なのでしょうか?

    最も多いのが「知人・友人」で、60.4%、その次に多いのが「ボランティアベースのコミュニティ」で43.56%と、「同じ会社」(41.58%)とほぼ同じ割合となりました。
    会社や学校などの所属組織だけでなく、ソーシャルメディアを通じて知り合った人達と、ひとつのプロジェクトを一緒にやる、というのが今日のイベントの特徴です。

     

    また、ソーシャルメディアの活用を聞いてみると、ほぼ全員がFacebookを、また84.55%の人がTwitterを活用していることが分かります。アンケート自体は、一部ソーシャルメディアを通じてお願いした部分もあるので、高めの傾向が出るのですが、in the looopの定番記事「ニールセン調査」の2月時点の「PCネット視聴データ」の、Facebookのリーチ率が30%、Twitterが20.6%という数字と比較しても、非常に高いソーシャルメディア利用率であることが分かります。

     

    「MAINトラック」で、イベント開催のノウハウを

    さて前回の記事で「イベントの専門家でない人による、手作りのイベントが増えている」というトレンドを紹介しましたが、イベント開催のノウハウは、経験者による属人的なものになりがちであり、体系的に学ぶ場所がほとんどありません。

    そこで、Event Festival Tokyo 2013の「MAINトラック」では、イベント開催に必須な項目を精査し、専門家によるイベント開催ノウハウを伝授してもらうためのセミナートラックを設けました。

     

    ゼロ次情報をつないで自分やイベントの幅を広げる

    会社や学校などの組織を超えた人とのつながりによって、多くのイベントが開催されているデータを紹介しましたが、単に名刺交換しただけでは、その後のつながりは生まれにくいものです。イベントで協力してもらったり、実際に登壇・出演してもらえる関係を作るには、どうしたら良いでしょうか?

    MAINトトラックのセッションのひとつ、「つながりたい人と『自分らしさ』でつながれる。〜名刺の余白の活用術〜」では、青柳美どりさん(創造性共育プロデューサー)に、イベントでの「つながり」の構築について、お話して頂きます。(彼女は人脈作りのプロです。実際にEvent Festival Tokyo 2013での講演のいくつかも、彼女の紹介によるものです。)

    イベント終了後の「雑談」や、懇親会で得られる参加者の「本音」を、彼女は「ゼロ次情報」と表現します。イベント現場で発表される「1次情報」の、背後にあるもの、という意味でしょう。
    このセッションでは、イベントで得られた「ゼロ次情報」を集め、自分の活動や、イベントの幅を広げていくヒントを得られるでしょう。

     

    クリエイティブなイベントつくり

    また、イベントは、「コミュニケーション」の場でもあります。アイデアや、タイトル、開催を知らせる「告知文」は、イベントの成功を大きく左右します。

    Event Festival Tokyo 2013では、普段クリエイティブな仕事をしていない人でも、アイデアが溢れ、共感を持って人に伝わるコミュニケーションを実現してもらうために、千葉智之さん(出逢いの大学)に、「サラリーマンでもできる、人が集まるイベントアイデアのつくり方」と題して、アイデア醸成術をお話頂きます。

     

    また、川上徹也さん(湘南ストーリーブランディング研究所)に、「共感されるイベントストーリーのつくり方〜イベントタイトル・告知文はどうつくるか」と題して、イベントにまつわる文章術を、指南頂きます。

     

    データ分析でイベント集客の波をつかむ

    さて、イベント主催者が「困っていること」を調査したデータでは、「会場選び」や「予算のやりくり」「スポンサー集め」と並んで、「ソーシャルメディアを使った集客」が高い水準で挙げられています。



     

    集客でソーシャルメディアが大きく影響しているとしても(であればこそ)、その活用方法について、多くのイベント主催者が悩んでいます。

     

    そこで、岩井直文(Orinoco Peatix 株式会社 代表取締役)が、PeaTiXで開催された5,000件以上のイベント集客データ分析で得られた、ソーシャルメディア活用成功事例から最適な告知・集客スタート時期まで、データ分析を交えた具体的な集客アドバイスを披露します。

     

    最後に、当日ナビゲーターを担当してくれるSocial Company 市川 裕康さんのコメントを紹介します。誰もがイベント主催者になる時代、Event Festial Tokyo 2013で、ここでしか聞けない「イベント・ノウハウ」を吸収し、是非自分のイベント開催に役立ててください!

     

    Event Festival Tokyo 2013 プログラム詳細

     

     

    次回も、引き続きデータやトレンド分析を交え、「Learningトラック」を紹介します。

     
     
    Event Festival Tokyo 2013 
    http://eventfes.org
    全32セッション・3ワークショップから自由に選択!3900円で最大8セッション+3ワークショップを楽しめる「早割」チケットを、5/12(日)まで延長しました。枚数に制限があるので、参加申し込みはお早めに!

     
    *当日は、イベント主催者の役に立つツールやサービスを展示するブースエリアを設けます。出展者も募集しております。詳細はコチラ

     

    過去の記事

    peatix

    ">by 庄司 望

    RSSブログ情報:http://media.looops.net/peatix/2013/05/07/eventfes3/
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