1月31日、FacebookからFacebookカードというサービスがリリースされたと発表がありました。まずは米国限定でスタートです。
これはiOS6のPassbookのように、色々な企業のギフトカードを一つにまとめられる機能です。(ところでPassbook、皆さんは使っていますか?)
また、友達からチャージして貰う事も出来るようです。今回の記事ではFacebookカードとは?について解説します。
■目次
1.Facebookカードの管理画面
2.ギフトカードを貰う方法
3.企業側の注意点
※Facebookの公式発表はこちら
1.Facebookカードの管理画面
Facebookギフトカードでは、ユーザーは以下の画面で貰ったギフトカードを管理できます。
こちらはスマホ版ですが、PC版Facebookでも利用できます。
企業ごとにクーポンやギフトカードを発行すると、受け取ったユーザー側は管理が煩雑になってしまいます。このように一元管理できるようにする事で、利用率の向上も図れる事でしょう。
既にリリース時点から、このギフトカードプラットフォームに「Target」「Olive Farden」「Sephora」など多くの企業が加わっているようです。
2.ギフトカードを貰う方法
ギフトカードは、(1)企業から貰う、(2)Facebookの友達から貰う、の2つの方法があるようです。
(1)企業から貰う
例えばマクドナルドから100円のギフトカードを貰う場合、ユーザーは郵送でギフトカードを貰い、郵送を受け取った時点から使えるようになるようです。(コードを記入するのか、QRコードで読み取るのか等の連携方法はまだ不明)
(2)Facebookの友達から貰う
また、ギフトカードとしてFacebook上の友達から貰ったり上げたりする事も可能です。
この場合、ギフトを上げた時点で相手に通知はされ、後日郵送でギフトカードが到着。到着した時点から使えるとの事です。
ギフトカードを上げる場合、恐らくFacebookギフトカードのプラットフォームがあり、そこでどのギフトカードをプレゼントするか指定する流れだと思います。
Facebookの公式ブログでは以下のように説明されています。
「カードを受け取ったら、次にFacebookカードギフトを受け取ると自動で既に持っているカードに追加されます。
カードは発行企業ごとに複数種類の残高を持て、各残高がギフトと提携している各小売業者に対応している。」
これはつまり、例えばマクドナルドで使える100円のギフト券と、スターバックスで使える50円のギフト券を、一つのFacebookギフトカードに保存できるようになるという事です。(iPhoneのPassbookのようなイメージです。)
3.企業側の注意点
Facebookカードについて、企業側では以下の3点を知っておくと良いでしょう。
1.オンラインではなくリアルのカードのみ。
2.Facebookギフトとは連携していない。
3.Facebookクーポンとは連携する?
Facebookギフトカードは、オンラインでの購入には対応しておらず、店舗での利用のみとの事です。
例えば米国では、Facebookギフトを通じてデジタルギフトを販売しているスターバックスは、今回のFacebookカードのパートナーでは無いようです。(参照:『Facebook introduces universal gift card that friends can reload for different retailers』)
また、Facebookクーポンとの連携については特に説明されていません。
日本でも多くの企業がFacebookクーポンを発行する形で、店舗で使えるギフトカードを発行しているとの事でしょう。
ユーザーにとっても、Facebookクーポンで受け取った特典が、Facebookカードに貯まっていったほうが利便性が上がるので、そこら辺の連携は期待して待ちたいところです。
また、Facebookカードのプラットフォームに登録するための方法はまだ紹介されていません。分かり次第、ラボで改めてご紹介します。
以上、『iOS6のPassbookに対抗?1月31日からFacebookカードが登場!異なる小売店で使えて友達がチャージできるように。』でした。
※元記事 :http://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/188
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