「JRDB鈴木永人・Nさんの日記」～３月26・27日を振り返って～

「JRDB鈴木永人・Nさんの日記」

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菊池：JRDB鈴木永人さんによる競馬日記です。今週もよろしくお願いします。

鈴木：はい、よろしく。

菊池：さて、先週末は色々ありすぎて相当な忙しさでしたが、まずはドバイですね！

鈴木：盛り上がったね(笑)。

菊池：先週ここで話していたリアルスティール。見事に勝ちました、強かったですね(笑)。

鈴木：な。言った通りだろ(笑)。馬群で壁を作らなくても折り合えるのがムーアの技術。
　　　瞬発力はなくても早め先行で抜け出してしまえば止まらないのがこの馬の力。
　　　それをちゃんと引き出してくれた競馬だよね。

菊池：翌日の高松宮記念を福永騎手が勝って良かったですけども(苦笑)。
　　　その話はまた後ほど。

鈴木：こういうのはWin Winの関係って言うのかな？(笑)。
　　　インタビューでも気にしてたよな。

菊池：あれは落ち込みますよ…。だからこそ良かった。

鈴木：良かったということにしようか。

菊池：そして、ラニがUAEダービーを勝ちました！
　　　ユウチェンジとオンザロックスが3着、５着に健闘したのにも驚きましたけどね。

鈴木：推測だけどこれは出走馬のレベルは低かったんじゃないのかなぁ？

菊池：うーん、その可能性も…。

鈴木：距離が1900ｍというのは良かったんだろうけど、
　　　スピードでは劣るはずのラニが最後バテずに浮上してきて
　　　勝ってしまった辺りにメンバーのレベル？ってのを感じてしまった。

菊池：当然ですが、ムブタヒージが勝った昨年のレベルにはありませんね。

鈴木：次はケンタッキーダービーに行くらしいから、
　　　そこでどこまで通用するのか？が本当のところなんだろうけど。

菊池：日本の競馬ファンが最も注目したのはドゥラメンテが
　　　挑戦したドバイシーマクラシック。残念ながら２着でしたね。

鈴木：落鉄してたんだから仕方ないでしょ。
　　　それと勝ったポストポンドはかなり強そうな馬に見えるよね。
　　　馬場が日本とは違って、もっと深そうにみえるから落鉄してなくても負けたかもね。
　　　ドゥラメンテはいわゆる「バネ」で勝負するタイプだから
　　　凱旋門賞とかは向いてない気はする。

菊池：そんな感じがしますね…。３着にはラストインパクトが健闘しました。

鈴木：中山記念で見たけど「目下、絶好調」を活かせたかな。
　　　それと２頭以外はそれほど強くなったのもね。

菊池：その他のレースは残念でした。ということで、今週もストックホースから。

■：『ストックホース』のページ

～パドックから見た、今後条件付きで狙える馬～
菊池：週ごとに、鈴木さんがパドックで見た馬の中で、
　　　今後条件が合えば活躍できそうな馬。
　　　まずは、ここから聞いていきましょう。