第13回 あなたは公園の日陰を巡る昼休み戦争を生き抜けるか?
唐突だが昼休みくらいはフリーダムであるべきだ。
無理な営業ノルマ、無茶なスケジュール、崩壊寸前の年金制度、消費税増税、男性機能衰退、そのような心身を蝕むストレスからの逃避は現代を生き抜く上で必要不可欠だ。そこでフリーダムな昼休み、つまり昼寝がクローズアップされるのである。
昼寝。新規開発に殉じる営業マンにとって、昼寝場所の確保は死活問題である。特に夏は、太陽が動く角度を瞬時に計算し、昼休み時間内の日陰が保証される場所をゲットしなければならない。万が一、ミスすると脱水症状で死の危険。植樹されていい感じの公園における、外回り営業マンの間で行われるポジション取りなどはほとんど戦争である。一瞬の躊躇でポジションは奪われ夏の陽射しで焼死する。君死にたまふことなかれ。絶望的。しかし、長年営業をやってきた私レベルになると、新たに訪れた素敵な公園の、ナイスな昼寝スポットを確実にゲットできる。経験で。
コメント
コメントを書く仕事しろ
>>No.1
確かに
>>No.1
おっしゃるとおり
その一言に尽きるな