『平成28年熊本地震被災地支援競輪 第1回ウィナーズカップ(GII)』の2日目が行われました。
12Rの毘沙門天賞パンサー杯は、吉田拓矢選手の番手をまわった平原康多選手の動きがすごかたですね。追い込み選手みたいに捲ってくる選手を捌いて、捌いて、捌き切りました。自力で強し、ヨコも強しで、本当に何でも出来る恐ろしいほど強い選手です。
そして、準決勝のメンバーを見渡してみるといつものビッグレースと少し違った面々がそろっているように思います。これはどんなレースになるかドキドキしますね。
3日目も高松競輪をエンジョイしましょう!
毘沙門天賞パンサー杯ダイジェスト
赤板1コーナー前
打鐘
最終ホーム
最終2コーナー
最終バック
ゴール
ダッグアウトから
■6レース
●東口善朋が1着
「前の動きを冷静に見ていました。車の伸びもよかったと思います。準決勝もしっかり頑張りたいと思います」
■7レース
●深谷を交わして1着の金子貴志
「深谷はもうあそこは引けないという判断だったんだと思います。想定はしてなかったので、ちょっとびっくりしました。その後も、前は緩んでないのに、その上を行きましたあからね。すごいです。昨日よりは自分の調子もいいです」
●番手奪って、捲って2着の深谷知広
「力でねじ伏せるレースをしたかったんですけど、そういう感じではなかったので、しのぐように何とかやりました。力でねじ伏せられなかったのは反省ですね」
●3着に入った筒井敦史
「深谷が内から来るとは思ってなかったので、僕も(中川)誠一郎も対応出来ませんでしたね。その後も(石井)秀治も強いし、どこから来るかわからないから最後まで気を抜けませんでした。僕は3連単で高配当を呼ぶ男ですから(笑)」
■8レース
●捲って1着の稲川翔
「自力の強い選手ばっかりなんで、力を出し切ってダメならしょうがないと思って行きました。捲りはたまたまです。自力選手ではないですから(笑)」
●稲川マークで2着の伊藤信
「稲川くんのおかげです。それが全てですね」
■9レース
●山田英明が1着
「あのラインを出させては苦しくなるので、そこは仕事させてもらいました。でも、バックで出られてないのが反省点ですね。準決勝に乗って、これで弟(庸平)と同格になりました(笑)」
●2着の杉森輝大
「先行してくれた(鈴木)竜士に本当に感謝です。準決勝からが大事になるので、ここからは自分のやるべき走りをしたいと思います」
●3着に入った坂口晃輔
「これは外に行ってもムリだと思って内に行ったら、ちょうどコースが空きました」
●山田の番手の荒井崇博は5着に
「浅井(康太)の方に行ったのが失敗でしたね」
■10レース
●1着の稲垣裕之
「三谷君が頑張ってくれました! 周りの牽制もあって苦しかったと思うけど、よく行ってくれました。僕も(三宅)達也君に一発もらって、ちょっと苦しかったけど、なんとかしのげました」
●2着の三谷竜生
「きっつい……」
●3着の松浦悠士
「三谷さんと並走になった時にドンってもっていったら浮いてくれないかなと思ったけど、三谷さんが強かったですね。達也さんが取ってくれたおかげで、あの位置に入れました。でも、今の脚ではあそこから行くことは出来ませんでしたね…」
■11レース
●師弟ワンツーが決まった
中村浩士「根田が頑張ってくれました! 最後は2着に残っていたかわからなかったので、レース後に『大丈夫だったか!?』って聞いたら、『わかんないっす!』って言われて(笑)、いやー、ワンツーが決まってよかったです!!」
根田空史「いいペースで駆けられたと思います。最後はもういっぱい過ぎて、前しか見れなかったんで、何着かわかりませんでした(笑)。こういう大きいところで、勝ち上がりで、ワンツー決められたのは嬉しいですね」
■12レース
●吉田の番手で仕事し、追い込んで1着の平原康多
「拓矢の強さを感じるレースでした! 拓矢のすごい成長も感じて、しっかり育てていかなといけないなって改めて感じました。外から来るのはわかっていたし、内も来るだろうとは思って、すぐに対応はしたんですけど、これが2車の難しさですよね。3車だったら、もう少し拓矢を残せたと思うんですけどね」
●2着の山田庸平
「冷静に走れました。最後までやれたので良かったと思います」
●先行した吉田拓矢
「明日もいいレースが出来るように頑張ります!」