第60回オールスター競輪（GI）4日目レポート ガールズドリームは高木真備が連覇！

ガールズドリームは落ち着いていた高木真備選手が、タイヤ差を制し、優勝を決めました。

準決勝はアクシデント続出、波乱のレースになりました。

中部ラインでしっかり勝ち上がった深谷知広選手もすごかったし、あの車間をつめていった原田研太朗選手や脇本雄太選手もすごいし、あれだけ逃げ粘った竹内雄作選手もすごかったし…と、もう化け物だらけです。

山崎芳仁選手の地元特別への気合もすごかったですし、何よりすごいのがまたも絶体絶命の展開から巻き返してワンツーを決めた渡邉一成選手、新田祐大選手でしょうか。

そして、決勝に駒を進む9名がそろいました。

中部4車VS福島3車VS単騎2名の戦い。

どんなレースになるのでしょうか。いわき平競輪場でお楽しみください！

準決勝を走る直前の選手たち。背中からその緊張感が伝わってくるようです

11レース、ゴール前の攻防

ダッグアウトから

■9レース

ゴール
●優勝の高木真備

「このレースはファンの皆さんに選んでもらえないと出場出来ないので、強い気持ちで臨みました。（突っ込んだ時は）もう強い気持ちで行きました。あそこまで行ったら、抜かなきゃいけないと思って、必死に踏みました。（優勝出来て）嬉しいです。」

■10レース

●1着の深谷知広
「先行と決めていたので、あとはどこから行くかの勝負でした。先行で決勝に勝ちあがれているので嬉しいですね」

●2着の浅井康太
「深谷には思い切ったレースをと言っているので、それが出来て、ライン3車で勝ちあがれているので、いいですね」

●3着の坂口晃輔
「3番手をしっかり追走することに集中していました。なんとかつききれたのでよかったです。初めてのGI決勝なので、これをステップアップしていけるように、頑張りたいと思います」

■11レース

●先行した坂本貴史の番手から山崎芳仁、原田に合わせて追い込み1着

「貴史が上手く走ってくれました。おかげで、上手く飛びつけたし、その勢いで行くことが出来ました。直線は気合でした！」

●捲って2着の原田研太朗

「前を目標に、もう追いかけるだけのレースでした。今回は、初めてドリームレースに選んでもらって、また選ばれたいって思ったし、すごい励みになっています！」

●3着の脇本雄太

「落車のアクシデントがあって、それを避けるのに脚を使ってしまいました。なんとか捲り追い込みが決まって3着に入れてよかったです。決勝は単騎ですけど、自分らしいレースをしたいと思います」

■12レース

●連携離れたが、捲って1着の渡邉一成

「連携が外してしまったので、そこは反省点ですね。最終3コーナーまで余裕あったし、新田君の踏み出しに合わせて、動きました。でも、2センターから4コーナーくらいでガシャンっていったので、なんとか3着までと思って、必死に踏んだら1着までいけました」

●捲り追い込んで2着の新田祐大

「展開としては悪かったです。でも、決勝に福島3人乗って、これはここまで後輩や先輩たちのサポートがあったおかげなので、北日本の総力のおかげです」

●3着の竹内雄作

「誰も来なかったので、自分のペースで駆けました。重く感じるけど、残れているので、身体は動けているのかなと思います。決勝は番手です！　勉強だって浅井さんに言われて、頑張りたいと思います」

●4着に和田健太郎

「竹内君が強かったですね。竹内君があれだけ頑張ってくれて、自分も仕事しないわけにはいかないですからね。あとは自分が強くなればいいだけなので、頑張りたいと思います」

●捲り切れずの中川誠一郎

「仕掛けるところは間違ってなかったけど、竹内が強かったですね」