第73回日本選手権競輪(GI)初日最終11レースは本当に凄すぎですね。
私が見た中で、一番強い競輪選手ですね。
あの、村上義弘が全くついて行けず、失速し着外。
全くもって衝撃でした。
恐るべし脇本雄太でした。
その前の10レースの深谷知広も強烈でしたが、脇本の衝撃が強すぎました。
さて、明日二日目は10レースの新田祐大に注目したいですね。
脇本以上の衝撃を我々に与えてくれるのか?
本当に楽しみです。
さて、本日から新ルールに移行する期間に入りました。
1レースは6月からだと失格になる先頭員の早期追い抜きだったと思います。
早期追い抜きの重大走行注意が付いた選手
松本貴治
川口聖二
小原唯志
以上の3名でした。
レースを観ての印象は、先行選手が窮屈そうな感じでした。
動くタイミングが難しそうですね。押さえるにも突っ張るにもタイミングが上手くいっていない感じがしました。
明日のレースからはまた違う展開になりそうな感じがします。それは今日のレースを観て、明日走る選手達が色々考えてくるからです。
もう少し様子を見てから再度レースの印象をアップしたいと思います。
また選手にもインタビューをしたいと思っています。
それにしても、33バンクなのか、新ルールなのかH、Bを取っている選手が連絡みしています。、H、Bを取って三連対を外したのは1レースのみでした。
基本は先行する番手からですね。
明日はどうなるのでしょうか?
初日特選11レース ダイジェスト
《ダッグアウトから》
■1レース
●松本を追い込んで1着の小倉竜二
「作戦は後ろからだったけど、誰も出ないし、急遽、前に変更しました。ちょっと止めにくいところで来られたし、大ちゃん(小林大介)も来たけど、なんとか。3人で決まってよかった」
●2着に湊聖二
「前2人が強かったおかげです。もう内をあけないようにしっかり締めてました。最後はあのコースしかないですね。松本が残ってくれてよかった~」
●先行した松本貴治が3着に粘った
「33だし、前取ったら突っ張るしかないと思いました」
■2レース
●捲って1着の鈴木竜士
「思ったより来るのが遅かったですね。(川口)聖二の前に誰か来るかと思ったけど、来なかったですね。捲っていって内を空けないようにと思ったけど、苦しくてバタバタしちゃいましたね。GI初勝利だし、よかったー! 流れがきていますね」
●伸びていって2着の園田匠
「直線は短いし、行くしかないかなと思って。コースだけちょっと悩みましたね。脚には余裕ありました」
●3着に鈴木マークの芦澤辰弘
「竜士がすっごい強かったです! なんとか3着に残れてよかった」
■3レース
●捲って1着の柴崎淳
「展開がよかったです! 合わせて踏んでいこうと思っていたけど、前のあおりとかあって、ちょっと躊躇しちゃました。(長期欠場明けで)自信があるとは言えないですね。自分のレースをして、結果を出していけば、戻っていくと思います」
●先行した金子哲大が2着
「2車だし、苦しいレースになるかなと思ってました。でも、柴崎も1人で来たし、よかったですね」
●3着に朝倉佳弘
「恵まれ一本!」
■4レース
●佐藤を交わして1着の成田和也
「友和も重そうかなと思って、なんとか止めたいと思ってました。2人で決まって、2人で驚き合いました(笑)」
●先行した佐藤友和が2着
「自分のやるべきことをやっただけです。調子が悪いのに、捲りにまわってもダメかなと思ったので。成田-佐藤で決まったのって、いつ以来なんでしょうね(笑)。(新ルール改正で)行くところを制限されたけど、1レースから、それにも負けずに、勝ちに徹した姿勢は素晴らしいと思って見てました」
●3着に近藤龍徳
「確かなコース取りと、鋭い差し脚!(笑)」
■5レース
●捲って1着の石塚輪太郎
「今日は細切れだし、3番手から勝負と思っていました。ホームで8番が来たけど、GIだし、そおは引けないと思いました。GIの勝ち上がりで1着は大きいですね」
●3着の稲垣裕之
「外踏んでいたし、岩津(裕介)も内にいたし、追走は難しかったですね。最終ホームで自分で踏んでいく準備もしていて、でも、内から輪太郎が踏み直してついていったんですけど、それもあって追走は難しかったですね」
■6レース
●小松崎を交わして1着の山崎芳仁
「3番手に守澤(太志)もいたし、番手で仕事しても内をしゃくられる心配がないから、安心して仕事できましたね。一歩前進!」
●先行して2着の小松崎大地
「展開は読み切れてない部分もあったんですけど、しっかり力は出し切れました。3人で決められたし、そこは合格点がもらえると思います。明日は休みなので、それをうまく利用して、また次につなげたいですね」
■7レース
●先行した山中秀将の番手から1着の田中晴基
「山中が頑張ってくれました。残したかったけど、ちょっと難しかったですね。あともうちょっとだたんですけどねー。残念」
●3着に突っ込んできた山口富生
「松岡(健介)が4番手から捲っていってくれたおかげです。自分の身体的には問題ないですね」
兄・山口幸二から「あの短い腕で、よくあんなにハンドル投げられたな(笑)」と突っ込みが(笑)
■8レース
●和田を交わして1着の松谷秀幸
「真久留は落ち着いていたし、今日はついていて頼もしかったです。強かったですね」
●捲って2着の和田真久留
「いつもなら全力で行くところを、今日は見てから行きました。川崎GIIIからまだ1週間ちょっとしか経ってないし、痛くはないけど違和感はありますね。明日が休みでよかったです」
2人のレース後の会話
和田「今回はこの2人でずっと組みたいですね。ノンストレスでいいです!(笑)」
松谷「あぁ、なるほどね。…って、オイっ、俺と組む時も緊張感をもてよ(笑)」
■9レース
●逃げ切って1着の南潤
「いつもは躊躇しちゃう距離だけど、今日は踏み切れてましたね。感じは悪くなかったです。後ろに助けてもらいました」
■10レース
●強烈なダッシュ力で1着の深谷知広
「仕掛けが中途半端でしたね。自転車のセッティングを変えたんですけど、また直して、修正していかないといけないかなと思います」
●2着の吉田敏洋
「久米が踏んでくれたので、なんとかなりました。あれが強が前に踏んでいたら苦しかったでしょうね。いやー、きつい! 本当に絞り出した!! 2着であんなにお客さんに褒められたのは初めてですよ。『よくやったぞ!』って言われて、僕も『そうでしょう!!』返したかった(笑)。自力よりもきつい。第二先行でしょう、あんなの!」だがしかし、決まり手はマーク(笑)。4車身離れているけどマーク(笑)。
●久米康平の番手から3着に入った橋本強
「(最終ホームで)康平がまだ頑張ってくれていたのでついていって、その後にタレたから、ごめんってスイッチしていきました」
■11レース
●圧倒的な力で1着の脇本雄太
「前のレースの深谷を見ていて、重そうだなって思ったんです。残り半周くらいから、僕もタレているなっていう感じはありました。(引き千切ってのゴールは)僕も進化していかなきゃいけないですからね」
●2着に菅田壱道
「松浦(悠士)がもう少し動くかと思っていたんですけど、そうでもなく、思っていた以上にいい位置を取れました。ワッキーが来ないなら、自分で動いてもいいかなと思ってました。内をしゃくっていったけど、いい感じに進んだし、調子はいいとも思います」