教科書用語って実情にそぐわないんですよね……
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皆さん、こんにちは。レイユールです!
今回は化学用語の話をしていきたいと思います。

化学分野は、精密さを必要とするため「用語の正しさ」が非常に重要です。

しかし、中高の理科や化学の授業では一般的な化学分野で使われる用語とは違う用語が用いられていたり、現在の化学に必ずしも即していない部分があります。

現在、日本化学会がそれらを修正するように提案を行っているので、本日はどのような提案がされているのか、少し紹介していきましょう。

◆◇◆教科書用語◆◇◆



中学校や高校で教えられる化学は、かなり初期段階の教育です。
このため、大学の講義のような基礎知識が十分にある状態での授業とは少し違います。
基礎的な知識を与えるためには、まずは理解してもらうためにどうしても曖昧さが生まれてしまうのです。

これは仕方がない部分なのですが、やはり、化学のような日進月歩の分野の基礎教育は、その進歩に合わせてアップデートしていかなければならないと思います。
しかしながら、根本的アップデートが長らく行われておらず、現代化学との間に摩擦が生まれつつあるのが実情です。

私は、このような教科書独自の用語を教科書用語と勝手に呼んでいます。

これらの用語について日本化学会が提案を行っているようです。
例えば光学異性体などの用語は、現在は用いられない傾向にあるのだとか。

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