

【時代遅れ?】中学・高校の化学用語の改善提案の話:レイユール
教科書用語って実情にそぐわないんですよね……

皆さん、こんにちは。レイユールです!
今回は化学用語の話をしていきたいと思います。
化学分野は、精密さを必要とするため「用語の正しさ」が非常に重要です。
しかし、中高の理科や化学の授業では一般的な化学分野で使われる用語とは違う用語が用いられていたり、現在の化学に必ずしも即していない部分があります。
現在、日本化学会がそれらを修正するように提案を行っているので、本日はどのような提案がされているのか、少し紹介していきましょう。
中学校や高校で教えられる化学は、かなり初期段階の教育です。
このため、大学の講義のような基礎知識が十分にある状態での授業とは少し違います。
基礎的な知識を与えるためには、まずは理解してもらうためにどうしても曖昧さが生まれてしまうのです。
これは仕方がない部分なのですが、やはり、化学のような日進月歩の分野の基礎教育は、その進歩に合わせてアップデートしていかなければならないと思います。
しかしながら、根本的アップデートが長らく行われておらず、現代化学との間に摩擦が生まれつつあるのが実情です。
私は、このような教科書独自の用語を教科書用語と勝手に呼んでいます。
これらの用語について日本化学会が提案を行っているようです。
例えば光学異性体などの用語は、現在は用いられない傾向にあるのだとか。
以下会員限定
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
コメント
コメントを書く希ガスの希は希少性の「希」かと思っていました。ありがとうございます。
化学の教科書に携わる知り合いの知り合いくらいの先生がおられるのですが、
検定に大変苦労されていたともお聞きしています。
また機会あれば用語の更新について、その先生にお伺いしてみようと思います。