ゴールデンレーサー賞は異次元の強さを発揮した脇本雄太が勝利しました。
平原の捲りの上を捲っていくなんて…。しかも残り1周は千切れ気味の9番手。そこから一気に捲るスピードはいやはやなんとも凄いものがありました。
この勢いで明日の準決勝も勝ち上がるのでしょうか?
楽しみな準決勝となりました。
そして、短距離ナショナルチームの新田祐大、深谷知広も準決勝です。3レースある準決勝にそれぞれ分かれましたから、明日勝ち上がらないと決勝で対戦しません。
勝ち上がれば、決勝戦はもしかすると、東京オリンピックの代表選考の前哨戦であるかもしれません(笑)。
ナショナル同士の対決を実現してほしいですね。
第73回日本選手権競輪(GI)5日目
準決勝 並び
9レース
7平原康多-1諸橋愛
2渡邉雄太-4和田真久留
8深谷知広-3浅井康太
9中川誠一郎-6湊聖二
5古性優作(単騎)
10レース
1清水裕友-7松浦悠士
2新田祐大-山崎芳仁
3郡司浩平-6田中晴基
5吉澤純平-9木暮安由
4柴崎淳(単騎)
11レース
1山崎賢人-7山田英明
2菅田壱道-5佐藤慎太郎
4原田研太朗-8小倉竜二
9脇本雄太-3村上義弘
6金子哲大(単騎)
ゴールデンレーサー賞ダイジェスト
《ダッグアウトから》
■9レース
●捲って1着の古性優作
「正直、脚はいっぱいだったけど、稲垣さんについてもらっているし、行かないとって思いました。調子は悪くないですね」
●2着に突っ込んできた湊聖二
「コースが空きました。大フィーバーですね! ケガをしたあとダービーに向けてやっていたので、よかったです。もう一回欲を出して準決勝も頑張ります」
●3着に稲垣裕之
「古性はさすがの動きでした。最後の最後でつめが甘かったですね、悔しいです…」
■10レース
●カマして1着の原田研太朗
「人をあてにした作戦だったので、なんとかハマってよかったです。小倉さんが後ろだし、仕掛けないといけないと思ってました。2着権利みたいな勝ち上がりで、2人で決まったのは大きいですね!」
●原田マークで2着の小倉竜二
「南(潤)と竹内(雄作)、2人とも先行意欲満々なのはわかったから、後ろから行けばいいなっていう話をしていました」
●3着の木暮安由
「3着は大きいですね」
■11レース
●捲って、後ろを3車身引き離して1着の脇本雄太
「ちょっと消極的でしたね。もうちょっと何かできたんじゃないかって、全然落ち着いて走れていませんでした。準決勝は、初日のリベンジじゃないけど、ラインで決めたいですね」
●自ら捲って2着の平原康多
「ハイレベルなレースでしたね。吉澤(純平)が気持ち入って、行ってくれたけど、あそこはついていけなかったですね。そこが反省です」
●平原マークで3着の諸橋愛
「けっこう前が踏んでいるところに清水君がすかさず来て、きつかったですね。最後は前を差せてないので、あの展開なら差せないといけないのかなと思います」
●6着の菅田壱道
「吉澤も早かったし、どうしようって思いました。それで清水が緩めずに来たし、全然追いつけませんでしたね。また明日頑張ります」
●先行の清水裕友
「ちょっと踏む距離が長かったですねー。でも、状態はいいですね」