第35回共同通信社杯(GII)レポート

共同通信社杯は、自動番組、オール一次予選という普段のビッグレースとは一風変わった勝ち上がりになっています。

初日の結果を見ると、面白いメンバーが勝っていますね。

いつもは絶対にないようなラインや、単騎の動きなど、見所が目白押しでした。

2日目も楽しみですね!!

開会式、選手宣誓は浅井康太選手

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《ダッグアウトから》

■1レース

●1着の金子貴志

「吉田は余裕がありそうでしたね。ワンツーが決まったのはよかったです。朝イチのレースは、まぁスプリントも朝早くからやるし、問題はないですけど、やっぱり遅い方がいいですね（笑）」

●2着の吉田敏洋

「内容も大事ですけど、この年で不調の時は、結果を出すことが何よりも大事になってくるので、今日の結果はよかったです」

●3着の小倉竜二

「吉田君が行きそうでやめたのではさまりました。一回バック踏んでだったの最後は伸びなかったですね」

■2レース

●1着の渡部哲男

「今日はこの人が先行だろうっていう人もいないメンバーだったし、難しいレースでしたね。結果的に流れはよかったです。自分の調子も悪くないですね」

■3レース

●1着の和田真久留

「もうずっと外踏みっぱなしだったし、苦しかったです。4コーナーの下りでいけるなって思いました。早目にいけば岡本さんと2人で決まると思って。岡本さんがついてくれたことによって、いい位置につけたし、ありがたかったですね」

●2着の岡本総

「前が並走になったし、和田君も行きやすくなったんじゃないかと思います。ついていくのに、ちょっと遅れたかなと思ったけど、なんとか伸びました」

●3着の鈴木竜士

「やばい流れだなって思って焦りましたけど、脚は余裕でした。2着までいったかと思ったけど、ちょっと届きませんでしたね」

■4レース

●1着の渡辺十夢

「準決勝まで勝ち上がったことあるGI、GIIは共同通信社杯だけなんですよ。この自動番組でけっこうツキがあるんですよね。今日も相手は強いなと思ったけど、先行の取鳥君の番手になったし、ついてました。自分の引きが怖い（笑）」

●2着の取鳥雄吾

「自転車を自分がいい時のセッティングに戻して、それがいいですね」

●3着の郡司浩平

「簗田（一樹）は位置とって、自分の仕事をしていたし、今は調子はよくないけど、そうやって動いて、調子を戻していくしかないですからね」

■5レース

●1着同着の成田和也

「走る前から大槻（寛徳）の気合がすごかったので、信頼してついていました。大槻がすごかったですね。自分もなんか青森の最終日の1着から調子があがっている感じがします」

●1着同着の木暮安由

「前回の落車の影響もあり、好調とはいいきれないんですけど、でも、なんとかコースに突っ込めましたね」

●3着の村上義弘

「（野原）雅也が頑張ってくれたし、もうちょっと何とかしたかったですね」

■6レース

●1着の伊勢崎彰大

「今日は岩本の大好物の展開だったし、100点満点のレースでしたね！　…前のレースで（ゴール後）落車した林（雄一）のことが気になって、レースに集中が難しかったです。でも、岩本も頑張ってくれたし、2人で勝ち上がれてよかったです」

●3着の岩本俊介

「南（潤）との対戦は2戦2敗だったと思うし、今日は出切ることに一番集中して走りました」

■7レース

●1着の松本貴治

「いい位置を取れなくて苦しいなって思ったけど、2番（藤根俊貴）が仕掛けてくれて、その勢いをもらいました。後ろに中川さんがついてくれたし、自分がダメでも中川さんのコースは作らなきゃと思っていたんですけど、ワンツーが決まってよかったです」

●2着の中川誠一郎

「行けるのかなって半々な感じで見ていました。あれを行けちゃうんだから、松本君は強いですね。離れましたけど、2着までには入らなきゃいけないって思って、なんとか届きました」

●3着の石塚輪太郎

「けっこう読み通りになりました。あとは（渡邉）雄太の動きだけみて、行きました。同期で仲いいんですけど、そこはシビアにいかせてもらいました」

■8レース

●1着の諸橋愛

「吉田のおかげです。予定では吉田が2着でワンツーのつもりだったけど、4コーナーで思ったよりも苦しそうでした。初手で僕がもっといい位置を取れていれば、出るのに脚を使わずにすんで、もっと楽だったかも」

●2着の櫻井正孝

「古性（優作）は単騎でも動いてくるし、怖い存在ですよね。福田（知也）さんとライン2人で勝ち上がれたのは大きいですね」

●3着の吉田拓矢

「ちょっと重かったですね」

■9レース

●1着の宮本隼輔

「突っ張ろうと思ったけど、近藤（龍徳）さんが内にきていてそっちに気を取られて、山崎さんを見失った瞬間に来られました。その後は、3番手に入れてもらったことが大きかったですね」

●2着の山崎賢人

「行きやすい展開になったし、そこはよかったけど、宮本が強かったですね」

●3着の村上博幸

「ケガあけで少しフワフワしていたところもあったけど、強い選手の後ろをまわって、スイッチが入りました」

■10レース

●1着の小川真太郎

「（番手は）脚的には楽だけど、いつもの倍くらい緊張します。でも、裕友は絶対に失敗しませんからね。僕が内をあけなければ、内から来られなかったし、そこは注意不足でしたね。その後は合わされたかと思ったけど、それでも裕友は行っちゃうんだから、すっごい強いです！」

●2着の清水裕友

「（渡邉）一成さんに合わされたと思いました。きっつかった～。でも、あれがちゃんとラインがあって、（佐藤）慎太郎さんとかが番手だったらもってかれていたと思うし、そういう意味では今日のレースは納得してないです。新車がいまいちですね。でも、次の寛仁親王牌に間に合わせたいし、ちょっとセッティング合わせたいなっていう思いはあります」

■11レース

●1着の高久保雄介

「見て、合わせて、それで行くっていくあの平原さんの動きはやっぱりすごいですね。1着は嬉しいですね！　しかも、あのメンバーで!!　ゴールした瞬間は『マジでっ!?』って思いました（笑）。晃輔と連携した時はいいばっかりですね」

●2着の坂口晃輔

「高久保さんも武藤（龍生）に引っかかっていたし、どうかなって見ていました。2着までに入らないと二次予選Aは厳しいだろうなって思って、2着までと思ってました。高久保さんとはすごい相性いいんですよ！」

●3着の平原康多

「僕もついていきづらく仕掛けになっちゃったし、武藤が離れたのは仕方ないかなと思います。今日ので状況はわかったし、明日からまた頑張ります」

■12レース

●1着の浅井康太

「ちょっと踏み込むのが早かったかな。でも、締め気味にいっていてたし、淳も捲りだったので伸びていくイメージで踏んだんですけど。2日目は自力で頑張ります」

●2着の山本伸一

「柴崎がはりながら出ていっていたから、内を締めていたんですけど、連携が外れてしまい。本当に中西（大）には申し訳ないことをしました。番手の時の走り方をもっと勉強しないといけないですね」

●3着の柴崎淳

「番手にはまったっていっても、僕も必死に踏んでいたし、休めたのはちょっとだけでした。合宿の後で脚のハリがあるので、きつかった！　でも、このハリがなくなったら面白そうですね」