佐々木編集員の企画が的中しました!前検日にインタビューした468番車の選手にインタビューをしていましたが、まー468が来ること! 特に8番車の1着は!ワオって感じでした。

さて、明日はどうなるのでしょうか? 気分的には大荒れより小荒れ程度で、的中がほしいと思いますが。

初日11R青龍賞

池田勇人が先行し根田空史が捲るも不発、バックから菊地圭尚が捲り出来るが、これに後閑信一、神山雄一郎、飯嶋則之が切り替え、ゴール前に後閑が番手から抜け出し1着、2着は飯嶋、3着に神山が入線。
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初日12R白虎賞

脇本雄太が先行し、深谷知広は引いて後方7番手に。必死になって巻き返しを図るが、脇本の掛りが良く、深谷は捲れず不発。最終4コーナー過ぎに、松岡健介が脇本の番手から追い込んで出たが、3番手の稲川翔に食われ2着、1着は稲川。3着は大塚健一郎。
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二日目 12レース龍虎賞

1
脇本雄太 福井
2後閑信一 東京
3岩津裕介 岡山
4飯嶋則之 栃木
5菊地圭尚 北海道
6松岡健介 兵庫
7大塚健一郎 大分
8神山雄一郎 栃木
9稲川 翔 大阪


1脇本‐6松岡‐9稲川
2後閑‐8神山‐4飯嶋
5菊地‐7大塚
3岩津(単騎)

龍虎賞ですが、レースを見ていて脇本が良いですね。龍虎賞も早めから踏めば後ろに抜かされると思いますがそんなに早くは踏み込んで行かないと思います。しかし、後閑が地元を付けて、脇本相手に捲りはないと思うので先行勝負になれば、菊地の捲りごろってな感じになりそうですね。岩津の一発も気になるところですが。
順当であれば、稲川、松岡の表裏から、稲川から岩津、大塚なんていいかもね。

1レース(一次予選)

●オープニングレースを飾ったのは小松崎大地。ビッグレース初勝利を挙げたが、ライン決着できなかったため、笑顔は少ない。
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「何とも言えないですね。離れていたし、引いたら脚をロスすると思ったので、あの位置で勝負しようと思いました。田中(晴基)君が見えて、あそこからふかすと長いし、ペースに入れてくるならタイミングでと。でも大槻(寛徳)さんと決められなかったのが申し訳ないです。1レースで緊張はありましたが、落ち着いて走れたとは思います」

●叩いて先行策に出た田中晴基は2着入線。
「初手は中団か前を取って、あとは順番でと。一回切って、出させてくれるのかと思ったので、小松崎さんの動きが意外でした。そのあと踏み合いにはなったけど、後ろも付いてきていると思っていました。番手に入られたのに、2着に粘れたのは良かったです。ラインで決めたかったですけどね。走っているときは一杯一杯でしたが、終わってから振り返ると余裕はあったのかな。対応できたし、冷静に走れました」

●田中マークの松坂英司は踏み出しで離れてしまい、まさかの6着に終わる。
「晴基が強すぎました…。小松崎君がきて、3番手に飛びついてからいくのかなと思っていたら、2段階加速のようになって…。晴基のダッシュは特殊なんですよね。晴基は軽く出切ったし、強いです。自分の基準で考えていて、(連携を)決められず申し訳ないです…」

2レース(一次予選)

●カマした稲毛健太マークの伊藤保文が差し切り1着。

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「これで、目が覚めましたね(笑)。稲毛が気分よく走ってくれたら良いと思っていたんですけど、前も見えたし、2人には思い切りいけるちょうどよい展開になりました。よくかかっていたし、強いね。2コーナーでビジョンを見たら2人だけだったし、あとはどう抜くか。楽をさせてもらいました」

●落車明けの稲毛健太だったが不安を一掃する走りで2着入線。
「落車はしましたが、練習の感じは良かったんです。今日は打鐘のところだけですね。後ろは分かりませんでしたが、バックが向かい風だったし、そこで踏みました。練習の感じで走れましたし、練習用のフレームを試してみたら良かったですね。全プロより自転車が出ている感じです。悪くないですね」

●中部の先頭を走った林巨人。8着に終わるが、初のGI出走はどうだったか。
「中部3車だったし、1つでも前にと思っていました。後ろは嫌なので、切って前に出て、稲毛か阿竹がきたところで中団取る作戦。展開は良かったかが、内に行ってしまった自分のミス。すんなり飛びつきたかったんですが…。GI初戦で緊張しましたが、脚の感じも悪くないし、まずは4日間走れるように頑張ります」

3レース(一次予選)
●内々攻めた木暮安由が直線で抜け出して1着突破。
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「持ち味のレースは出せたと思います。松谷(秀幸)さんが先行なので、前々に攻めていったほうが良いと思いました。脚が無いので、あれしかないと。別府から体は動いていますが、バックが向かい風で重くは感じました」

●主導権を握った松谷秀幸が2着に粘る。
「内藤(秀久)さんも勝ち上がれたので、まずは良かったです。完全にペースで走れました。木暮が内に来たのも分かっていました。疲れはありますが、うまく仕掛けられたと思います。体の疲れというより、精神的な疲れですね」

●追い上げに出た大木雅也。6着に終わるが、渡邉晴智の前で気持ちの入ったレースを見せた。
「小埜(正義)と松谷(秀幸)が積極的だからその3番手を意識しながら、タテを考えていました。追い上げになりましたけどね。晴智さんに後押ししてもらったし、任せてもらいましたから。結果はダメでしたけど、仕掛けていけたし、次に繋がると思います」

4レース(一次予選)
●中部3番手の北野武史がゴール前で突き抜けて1着。
「竹内(雄作)が強かったですね。切らせていくのかと思ったら、突っ張るとは。俺の位置にみんな来たから『そこは俺の位置だ、止めてよ~!』と思っていました(笑)。(中川)誠一郎の捲り追い込みが怖かったですが、飛んで行ったのも見えたので、これは3着以内に入れると思って走っていたら、まさかまさかの1着! 竹内とは前回の松戸の準決で一緒だったんですけど、リベンジなりましたね。大きいところで1着!まだまだ穴を出したいですね」
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報道陣にヘアスタイルを見せつけながら応える北野武史

●先行した竹内雄作は2着で、ライン上位独占を導く。
「大丈夫かなと不安でしたが、うまく後ろが絡んでくれましたね。早めだけど捲りに回るよりは出し切った方が良いかなと思って仕掛けていきました。まずは出し切れて良かったです。反応も良かったし、今日は自信になりましたね。松戸のときは仕事をしてくれなかったから(笑)、(北野の)1着は悔しかったです(笑)。明日また頑張ります!」

●竹内マークの吉村和之が3着。
「(竹内は)先手を取ってくれるし、頼もしいし、ありがたいですね。雄作が頑張ってくれたおかげで、自分は何もしていません。ラインの力ですね。自分が3着はダメですが、ラインでワンツースリーで勝ち上がれたのは良かったと思います」

5レース(一次予選)

●中団奪取の菅田壱道が大外伸びて1着ゲット。
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「練習はしっかりできていたし、体調がここで整ったことが一番大きいですね。自分で切って動いて、レースを作れたと思います。矢野さんが遅かったから切った方がいいと思って。3コーナーで合って、山賀(雅仁)が山を登る形だったし、ひと波作ってからと。余裕を持ってゴールできたし、伸びも上々ですね。これで満足しないで、明日もしっかりと頑張ります」

●矢野昌彦マークの芦澤大輔が2着、矢野が6着で勝ち上がれなかったため悔しさをにじませる。
「せっかくあそこまで矢野がいってくれたんですけどね。せめて自分が1着になっていれば、まだ良かったんですけど…。残念です。でも脚の感じは良かったと思います。ラインの分まで明日からも頑張りたいです」

●いつも通り積極策に出た矢野昌彦だったが、ゴール前で失速して勝ち上がりを逸する。
「練習でやってきたことを出せませんでした…。自分の展開だと思ったのに、かかりがイマイチ。うまくコントロールできませんでした。練習ではモガキ切れていたし、出られれば問題ないと思っていたんですけどね。形は良かったのに…修正しないといけないです。結果は出せませんでしたが、調子自体は問題ないと思います。明日以降も出し切りたいです」

6レース(一次予選)
●ここも8番車が勝利!柏野智典が内から切り込んで混戦を断つ1着。
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「(道中の)展開はイメージ通りでした。(山田)英明が絡んでいたので、(坂本)亮馬がいくだろうなと思って、何となく追い上げました。(最後は)チャンスがないと思って前に踏んだら、前があきました。内々にいったときに、思いのほか(南が)持っていったので、入ってしまえ!と。タイミングもよかったですね。走る前(自分の)オッズを見て、岩津と『これ、買いたいなー』と冗談で話していたんですよ(笑)。明日も頑張ります」

●九州3番手の園田匠が2着に突っ込む。
「前の2人(山田英明、坂本亮馬)が前々に踏んでくれたおかげ。(柏野は)予想外の動きでしたね。でも、勝ち上がれたことは良かったです。もう少しセッティングもいじれば、まだ伸びシロもあると思います。気持ちは戦えるし、気分的にも楽になれましたね」

●山田英明は「あとから考えると、無理せずに引いて(自分のタイミングで)いったほうがまだ良かったですね。9着にはならなかったと思いますし。悔しいですね」

7レース(一次予選)
●南関4車ラインで、桐山敬太郎が先行。番手から加藤圭一が1着。
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「神山(拓弥)がいつ捲りに来るかと、車間を切って構えていたんですけどね。見えなかったので、ビジョンで。最後の4コーナーだけは(鈴木)誠さんも内に来たので余裕が無かったですが、(道中は)余裕ありましたね」

●ベテラン・鈴木誠が南関3番手で2着入線。
「絡んでしまって、最後は桐山に当たらないように踏みました。伸びは悪くなかったと思います。(桐山は)打鐘先行ですからね。4車で頑張ってくれました。ラインのおかげです」

●地元の神山拓弥は4番手外並走から苦しみながらも3着で一次予選突破。
「緊張しました。何回も来られて、もう自分のことしか考えられませんでした。最後の2コーナーで(萩原が)戻ってきて、もうそのままいくしかないと。あんなレースでも、勝ち上がるしかないですから。勝ち上がれたのは良かったです。明日また頑張ります」

●高橋陽介は内で力を出し切れず、8着に終わる。
「人をあてにしすぎた自分のせいですね。(桐山が)切ったところをカマシと思っていました。500バンクだし、切ってから待つと思っていたら…。このメンバーを相手にしても、500バンクで2車でも抑えて駆ける、そういう自信が無かったです。梅雨のせいか重くて、(脚の感じも)シャキッとしていなかったです」

8レース(一次予選)
●単騎の野田源一が、抜け出した九州勢を直線捕えて1着。
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「仕掛けてくれたので、追いつく感じで外を踏みました。乗り切れれば3着以内には入れると思っていたら、まさか頭まで突き抜けるとは。1着を来られたので、仕上がっていたのかな。最終的に自分で仕掛けていけたし、踏み出しは危険でしたが、力を出したレースだし、そこは良かったと思います」

●菅原晃マークの合志正臣は2着入線。
「(菅原)晃もいつもの感じではなかったですね。後半からちょっと垂れてきた感じがあったので、ヤバいと思いました。後ろに6番(山内卓也)がいたから、誰が来たのかと思ったらゲン(野田源一)でした。前のレースの結果を見たらタイムが出ていましたけど、タイムが出ている割に重たかったです。ギアを考えようかな」

9レース(一次予選)
8番手から豪快に捲って1着の石井秀治。
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「後ろ攻めも考えてはいましたけど、8番手になってしまって、最悪は最悪ですよね。雨も最悪でした。叩き合うと思っていましたが、詰まった瞬間に思い切りいきました。ラインで決まらなかったのは残念ですが、(1着は)良かったです。軽かったですね。明日も頑張ります」

●先行した飯野祐太は2着に粘る。
「切って切って、脚を使わずに前に出る展開になりました。でもホームで休んで流してしまったのが…。思い切りスピードに乗せればよかったです。石井さんのスピードも違いましたね。(感触は)1周仕掛けているし、悪くはないと思います」

●石井秀治マークの成清貴之(7着)は「どかしながらいって、付いていくのかと思ったら、また(石井が)出戻ってきました…。(石井が)強かったですね。自分の力不足です」

10レース(一次予選)
●吉本卓仁が7番手捲りで前団を一飲み。マークの荒井崇博が差し切り1着。
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「ギリギリ抜いた感じですね。500バンクはどこで抜きにいけばいいか、タイミングがわからん。(吉本には)落ち着いて攻めろと言っていました。このメンバーで卓仁が負けたら仕方ないですからね。助かりました」

●捲った吉本(2着)は「(九州3者)みんなで二次予選が決まったのは良かったと思います。展開次第ですが戦えると思いますし、今日のレースも無理駆けはできないと。自分の仕事はできたと思います。ちょっとオーバーワーク気味で疲れはありますが、また明日頑張ります」

3着入線は、三谷竜生マークの東口善朋。
「(三谷が)いってくれたから、3着に残れました。三谷のおかげですね。でも(吉本の)スピードが違って、どうすることもできずに…申し訳なかったです。何かしたかったのですが、難しかったです。(出切られてからは)富生さんも勝ち上がれて対処できましたが、今日は三谷の頑張りに尽きます」

11レース(青龍賞)
●池田勇人マークの後閑信一は、菊地圭尚の単騎捲りを追うと直線伸びて1着。
「池田のおかげですね。神山さんも付いてくれているし、今日はみんながみんな自分の役割を果たしたと思います。(菊地に)車間を切ったときにいかれましたが、付いていって、スピードが上がれば、あとはそれを維持するだけ。龍虎賞(に進めて)、良かったです」
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クールダウンする神山雄一郎(左)と後閑信一(右)

●単騎で捲りに出た菊地圭尚は4着も、龍虎賞進出は決める。
「隙があったら踏もうと思っていました。もう少し末があれば良かったですが、出てからの感じはまずまずでしたね」

●先行した池田勇人(8着)は
「(根田と)やることは一緒でしたからね。自分の後ろを固めてくれたし、全員がタイトルホルダーですから。今日は変なレースができませんよ」。

12レース(白虎賞)

●近畿3番手の稲川翔が直線の争いを制して1着。
da85805c02f9ea48792914c6a1d6c86835eade75「前の2人(脇本雄太、松岡健介)」のおかげですね。でもまだまだ経験が浅いし、甘いところがありました。(4コーナーでは)松岡さんの勝負所でもあるし、岩津さんも勝負に来ると思っていたので。前の2人が全部やってくれた感じですね」


●捲り不発に終わった深谷知広(6着)は
「あそこでいかないと勝ちはなかったですが、全然…。きつかったです」