昨日は後半からあいにくの雨模様でしたが、最終レースのガールズグランプリ2014では何とか降りやんで、良かったと思いました。
そのガールズグランプリは、差し足そして読みが鋭かった梶田選手に優勝が舞い降りました。
ここのところ好調でしたし、何よりも走る前からの自信が非常に強かったのも印象的でした。
そして、小林優香選手。あれだけ浮かされて飛ばされて、それでも3着に来るのはやはりパワーはスペシャルなものがありますね。
また、4着でしたが中川諒子選手の捌き方が上手い! あんなことできるんだ!と思わず感心してしまいました。これも経験のなせる業なのでしょうか。
加瀬加奈子選手。さすがです。2着でしたが、有言実行。まさに男道。そしてガールズケイリンのまさしく「顔」ですよね。
山原さくら選手の奇襲戦法には驚きました!これがあったから色々な結果が変わってきたのだと思います。
石井寛子選手は読みが外れましたね。本人も言っていましたが小林マークで行き切れなかった時の対処が見たかったですね。
中村由香里選手は、落車の影響が大きいですね。焦らずじっくり戻して、鬼足の中村に復活してほしいですね。
最終ホーム
ゴール
さて本日KEIRINグランプリシリーズ2日目はヤンググランプリ2014が行われます。
結束する近畿勢に他のラインがどのように対処するのかが見どころです。
毎年、穴を狙うならこのレース!という感じもしますが、さて結果はどのようになるのでしょうか?
寺内大吉記念杯も盛り上がっています。
10レース、稲垣裕之選手、南修二選手のワンツー、今日も観られると思います。
競走得点も地元開催の気合も上位ですからね。
開会式の長渕剛さんの熱唱はすごかったですね!
YGP、KGPの選手たちに気合が入ったと思います。
どの選手がてっぺんを獲るのか? ワクワクしますね。
ダッグアウトから
■1レース
●捲って1着の伊藤裕貴
「引いても同じかなと思って、あの位置で勝負しようと思いました。大澤(哉太)さんだから突っ張ると思ったし。詰まったんで3コーナーがきつかったですね。でも、初日1レースから1着取れて良かったですね。これで中部に流れを呼べれば(笑)」
■2レース
●捲って1着の坂本健太郎
「この時期の岸和田はもっと重いイメージだったんですけど、今日は軽かったですね。調子は変わらず。でも、僕は急変があるんですけど、今回は大丈夫そうです」
■3レース
●直線追い込んで1着の北川紋部
「神田(紘輔)が地元でいいレースをしてくれました。ヤバいかなと思ったけど、1着取れたんで良かったです。上にいけば、稲垣裕之さんや南修二がいるので、2日目、頑張りたいですね!」
■4レース
●才迫を交わして1着の前反祐一郎
「前が頑張ってくれたおかげですね。レース前に長渕剛さんを間近で見れて、そのご利益がありましたね!(笑)」
●逃げ粘って2着の才迫開
「YGPに出る同期らに『あれ? YGPじゃないの?』って言われて、くっそーって思っていたんですけど(笑)、でも、このFIでしっかり頑張りたいと思います」
■5レース
●捲って1着の佐藤朋也
「永井(清史)はこの寒くて重い中、打鐘から先行していたんで、キツかったと思います。僕は展開が向きましたね。調子は悪くないと思います」
●佐藤マークで2着の白戸淳太郎
「抜きにいったけど、抜かせてくれませんでした(苦笑)」
■6レース
●捲って1着の安部貴之
「とりあえず1着を取れて良かったです。自分の感じはわかんなかったですね。大森(慶一)さんがついてくれたし、そこから行こうと思っていました」
■7レース
●逃げ切り1着の箱田優樹
「先行一車で、スンナリ先行出来たのが大きかったですね。先行出来れば力を出せますから。準決勝ではそう簡単にいかないだろうけど、頑張ります」
●捲り切れなかった石丸寛之
「8番車が行くのかどうかわかんなくて、その動きを見てしまって、タイミングを失いました。初めの踏み出しが一番大事で、それが上手く乗りませんでした。あぁ…勝ち上がりたかった…」
■8レース
●捲って1着の櫻井正孝
「自分で悪い展開にもってちゃいましたね。後ろの(伊藤)大志さんが力あるからついてきてくれたけど、ワンツー決まって良かった。僕らのレースの直前に雨が降ってきて、あれで寒かったです。でも、初日クリア出来て良かったです」
■9レース
●先行した山田義彦が1着
「奥平(充男)さんも同じタイプなんで合わされたかと思ったけど、出れて良かったです。あそこが一番神経を使いました。こういう開催に出ることが今までなかったので、何か緊張しちゃいました。ここで1着スタートは上出来だと思います」
●山田マークの飯嶋則之が2着
「抜けると思ったんですけど、思っていたよりも粘られました(苦笑)」
■10レース
●南修二が稲垣を交わして1着
「脚は大丈夫ですね」
●捲って2着の稲垣裕之
「脚に不安があったんですけど、初日に走ってみて、大丈夫でした。修二が仕上がっていますね。準決勝も自力で頑張ります!」
■11レース
●優勝の梶田舞
「今回にかける想いは前回よりも強かったので、それが形になって嬉しいですね。どこからの位置でも勝てるパターンを考えていたんですけど、スタートして軽くて、Sを取れたので、そこから飛びついて捲り追い込もうと思いました。さくらのダッシュがすごくて離れて、追いかけるのが大変でした。加瀬さんは先行するって言っていたので、どこからかは来ると思っていたけど、その時に自分が出られないことのないようにって瞬時に思いました。最後は精一杯の力で走りました。栃木の先輩たちへ良い追い風になれたら嬉しいですね」
●2着の加瀬加奈子
「ナイスレースは出来たと思います。優勝したら、次の年は苦しいジンクスがあるみたいなんで、わざと2着だったということにしておいてください(笑)」
●3着の小林優香
「迷いだらけだったし、今日は勝つイメージが全然持てなかったです。いつもは勝つイメージが出来て、その通りに走れるんですけど、今日は全然でした…。」
検車場でGGPのレースを見ていた栃木勢から、梶田が優勝した瞬間「やったー!」と拍手がおきた。
「おめでとう!」と梶田を祝福する石井寛子。
小林をなぐさめる加瀬。