関係者であるならば、しっかり考えなくてはいけないと思います。過去に何があったのかを。
今回のウッチープラネットは、「綱紀をただそう、選手としてプライドきちんと持とう」です。
見るに見かねることをきちんと書くことが競輪界にとって非常に重要です。

選手、関係者の皆さん、今一度、襟を正し、プライドを持って競輪に臨みましょう。



 久々にFI戦に行って来ました。2月2527日の第1回のヤマコウカップです。最終日だけの参戦で場内にて予想会でした。レースの方はS級シリーズにしては好メンバー。村上義弘の参加。地元勢は竹内雄作を中心に、他にも粒ぞろいのメンバー構成でした。

 SS班の村上がFI戦を走るのは年に2回ぐらい。FI戦を走るなら楽に勝たせて欲しいところではある。同県の山田久徳も斡旋されていたが簡単には勝てないメンバーである。ファンの方からしても、村上が3連勝で優勝が濃厚なメンバーの方より良かったのではないかと思う。グレード戦の混戦模様の中での車券戦術もいいが、S級シリーズなら3日間村上1着固定で買う競輪もあってもいい。村上からすれば親交のあるヤマコウの第1回の冠レースで欠場は考える事はない。しかし他のS級シリーズであれば何らかの理由があるならば欠場を選択するかもしれない。

 例えば、いずれ欠場して治療しなければならない事などがあればここにあててくる可能性も高くなる。GIIIでも村上が欠場する事は施行者にとっては打撃だがグレード戦では他にも役者はいる。しかしS級シリーズの場合、スター選手欠場は大打撃になる。この大垣では地元の竹内も先の全日本選抜で初日こそ失敗したが、2日目以降敗者戦とは言えインパクトのある走りをしていた。その番手は竹内の師匠である山口冨生。当然中部地区の開催でその他の中部勢も勝ち上がる事が容易に想像できる。普段から中部と近畿は連携するがゆえ村上は厳しくなる事も考えられる。結果的には竹内に先行争いを挑んだ馬場和広がいた事で村上が仕掛けやすくはなった。ただ馬場も竹内から先手を奪うにはかなり早めに動かざるを得ない。村上はこの展開からペースが落ち過ぎない所から仕掛ける事になる。早めになるのは必然である。そして村上の後ろにいた松岡貴久が優勝。S級シリーズを村上が走るなら、村上で問題ないだろうと言う先入観もある。しかし村上は初日の1着のみ。準決勝でも竹内が強さを見せつけ、先に勝ち上がった事が決勝を見据え、前残しをかけた様に感じた。そこをスピードに乗った及川に大外から抜かれた。ただ単に決勝の事以外で過去、そして今後の事を考え残しにいったのかも知れない。しかし結果は2着であった。先ほども言ったがファンの方にも先入観はある。結果的に信頼を失う可能性も出てくる。S級シリーズをビックネームが走るなら危なげない3連勝で良いのではないか。

 

あえての発言

 S級シリーズの現場に行ったのは久々である。GIII以上の現場が中心であるが、以前に比べ色々な事で緩くなったと感じる。

しかし今回の大垣はそれどころではなかった。

 唖然とし