今年もついに12月に突入。競輪祭を終えグランプリ選手も決まり、いよいよ総決算の時期になりました。
ファンの皆さんは今年の競輪に満足されていますか。
今年はスタートからギア規制が行われ、その影響で面白い競輪が増えてきました。ギア任せの競輪から徐々に展開の競輪に戻ってきました。とは言ってもまだまだギアを下げても良いのかとは感じます。
そしてそのギア規制に対応出来ない選手も多く見られますが、これはある意味ギア頼みで成績を残した選手達とも言えます。
しかし選手個々のレースの組立能力、見極めの差は大きく出ています。
大ギア時代は組立よりタイミングが重要でしたが、これからは組立中心。大ギア時代にデビューした選手達は組立の能力が備わっていないまま成長しています。それが故にいつも同じ失敗をしても、タイミングが合わなかったとコメントしています。レースをよく見、他の選手をよく見ている選手がこれからは結果を残すでしょう。順番が来たらと言っている選手は、レースを見ていない選手のコメントです。
そんな中かで2月の全日本選抜が静岡で行われました。
決勝は素晴らしいレース展開でこれが競輪だと思わせるドキドキ感があったレースです。これからこんな競輪になるのかとも感じました。
全日本選抜決勝 残り1周
ゴール
私が思う今年一番のレースでもありました。
ただしかしそこからは中々いいレースが無かった。
なぜと言う疑問があります。
私なりに解決したのは、大ギアで競りも無くなり、地区で並ぶ競輪がほとんどです。その名残が