競輪は意地の張り合いという事を再度確認させられた日となりました。
これは推測と私の思い込みなので、選手の方々の思いとは全く違う事である事もある前提で書きます。
強い選手が強くあるために、無理をすることもあるでしょうし、勝利を度外視してプライドを懸ける場合もある。競輪は基本すべての選手が1着目指さなければならないという大原則がありますが、それだけではないのが競輪の魅力だと思います。
引っ叩かれたら、引っ叩き返さないと位置をキープできなくなるし、周りからなめられてしまう。やられたらやり返さないと常にやられてしまう立場になる。
某国のまるで国防問題のようですが、選手は位置をキープするのは抑止を働かせなくていけないのです。そのためには見せるところは見せなくてはいけません。
ダービー5日目はそれを見せてもらった一日でした。
と、勝手に感じています。←選手から直接そのように思って走ったと聞いているわけではないですから。
だからといって落車をしてもいいと言っているわけではありません。落車をしないで、させないで、しっかりと戦ってほしいと思っているわけであります。
そして、次に同乗した場合はきっちりケリを着けに行くのか、引くのか、それとも何もしないのかをワクワクしながら見させてもらいます!
まあでも、普通はそのような番組にしないからね。無理やり競らせる番組って最近はあまり見ないですからね。
しっかりと覚えておきましょうね!
第69回日本選手権競輪(GI)5日目の出来事を!
また、ガールズケイリンコレクション2016名古屋ステージは4車落車してしまいました。
もう少しまっすぐ走る、ハンドルさばきを覚えるようにしてほしいですね。
競輪はハンドルから手を離し、手で相手を触ってはいけません。自転車競技だと密集するエリミネーションやポイントレース、スクラッチだと時として、押しのけるのではなく、ここにいるよ的な警告で、手で相手の体を触る場合が良く見られますが。
なので男子選手並みに、バランスや体のコントロールを磨いて無駄な落車はしないようにしてほしいですね。
レースダイジェスト
10R準決勝
打鐘
残り1周 先行する藤木裕
最終バック
ゴール。捲り切った新田祐大
11R準決勝
打鐘前。深谷知広が踏み込む。
打鐘
渡邉一成が深谷知広を叩きに行くが不発。残り1周
最終バック
ゴール 金子が一着
12R準決勝
残り2周 竹内雄作が上昇開始。
残り2周
残り1周 平原康多が浅井康太のところで粘り激しい攻防戦となった。
この直後平原は落車。
ゴール 1着竹内、2着到達の浅井は失格となった。
■9レース
●初のビッグレース優勝の山原さくら
「奥井さんの後ろに並走覚悟でいったら、まさか番手に入れるとは思いませんでした。あとは、小林選手や児玉選手が来ると思っていたけど、姿は見えたけど、なかなかこなかったので、びっくりしました。これからの目標は、まだまだ自分は波のある選手なので、まずは安定感のある選手になりたいし、多きおいレースに出続けたいと思います。今まで大きなレースで大きい着が多かったのに、頑張れって大きな声援をくれたファンの方々のおかげで今があります。小倉の練習がきっかけで、練習を変えて、まだまだ変えている最中なので、まだまだ続けて、年末に向けてパフォーマンスをあげていきたいです」
■10レース
●捲って1着の新田祐大
「近畿の2段駆け、3段駆けも考えていましたし、南関の調子のいい2人も見ていたので、そこら辺を警戒して走ろうと思って、その中でああゆう位置取りになったので、あとは力を出すだけだなと冷静に走りました」
●先行した藤木裕の番手から捲って2着の川村晃司
「けっこう踏んでいるところで、新田君がすごい勢いできました。ここに来る3日前にセッティングやサンの位置を変えたんですけど、それがよかったです。今回はいい感じで走れています」
●3着の村上義弘
「今日、川村を抜けなかったのは、気迫の差ですかね。藤木がいいレースをしてくれたし、川村もその気持ちに応えようという気持ちが強かったでしょうし、最後、よく踏み直しました。2人で決勝に乗って、藤木の気持ちに応えられてよかったです」
●捲り切れずの原田研太朗(4着)
「藤木さんがかかっていました。全く緩みませんでしたね」
●郡司浩平(8着)
「車間が空いてしまったので、きつかった。藤木さんがかかっていましたね」
■11レース
●金子貴志が深谷を交わして1着
「深谷がすごく頑張ってくれたし、自分も自分の仕事をしようと思っていました。一成もすごい勢いで来ていたけど、それ以上に深谷が強かったです。地元で、2人で決められたのは本当に嬉しいです!」
●逃げ粘った深谷知広が2着
「しっかり最後まで踏めているし、いいと思います。今回は、休みの日は休んで、レースの時はしっかり集中出来ていますね」
●3着に入った三谷竜生
「後ろから来るのはわかっていたので、最低限いい位置を取って、仕掛けるところで仕掛けることは出来ていたと思います」
●4着の山田英明
「金子さんが振ってくれたら、内に行きたかったけど、金子さんは空けませんでしたね。自分の伸びも足りませんでした。また準決勝に乗れたら、頑張りたいと思います」
●村上博幸(6着)
「最後、脚に余裕はあったけど、コースが空きませんでした。これもレースなんでしょうがないですね」
■12レース
●逃げ切った竹内雄作が1着
「平原(康多)さんが番手に来るくちは想定もしていたけど、まさかあんなに早く来るとは思いませんでした。そこはもう浅井(康太)さん、山内さんを信頼して行くしかなかったです。自分の先行の技量不足もあると思うけど、でも、気持ちを切り替えて、決勝戦を頑張ります」
●2着に繰り上がった野田源一
「レースは展開待ちの部分はあるけど、レースはしっかり見えているかなと思います」
●3着に繰り上がった岩津裕介
「(吉本)卓仁が頑張ってくれたけど、タイミングが合わなかったのが歯がゆかったですね。決勝戦に乗れたし、まが頑張ります」
●山内卓也(6着)
「打鐘でごちゃごちゃになっちゃいました。でも、もっと出来ることがありましたね…。そこは反省し、次の宮杯(名古屋)を頑張ります! その前にまたダービーがありますけどね(笑)」