九段坂奮闘記３ vol.10

大事な大事な南３局。ラス候補が親とあらば当然ここは仕掛けて流しにいきます。
気になるのは南家の仕掛けですが――



役牌の点呼。この南で役牌は全て出揃ってしまいました。
他の手役の可能性もありますが、南家が役牌バックだとしたら白しか残っていません。



こんな譲り合いをしていたら、得をしてしまうのはラス目の親です。
現状２着目が２４００点下の３着目にアシストなんて到底期待できない。



そう考えると順位が下の僕が折れなければなりません。
とまあここまでは良かった。良かったのだが――



後はお任せとばかりに、何の価値があるかわからない形式テンパイに取ってしまった。

Ｑ・差込まではしないのですか？

これは迷った。現在ラス目と１１０００点差、１０００点放銃ならまだしも、２０００点以上の放銃はラス目のオーラスの条件を緩和してしまうことになる。

差込のリスクに、局進行のリターンが果たして見合うのだろうか？



その逡巡を咎めるかのようなリー

[ちゃんぐ（ID：34328794）]

木原さんでも、不調時はこういうブレがあるんですね。麻雀て本当メンタルゲー。
私クラスが不調なんぞ引くと、それはもう壊滅的な成績を叩き出してしまいます。抽選結果に一喜一憂するなかれと思ってはみても、やはり人間なので難しい…普通のことを普通に出来なくなるんですよね。
こういう時よく効く薬があればご教示下さい。

[木原 浩一（著者）]

いつもありがとうございます

良い結果が出るまで抽選器を回し続けるしかないですね。止まない雨はないし明けない夜もないです！