牌譜
オーラスの攻防。西家と同点ですが並び順で暫定ラス目。
2着目東家とも1600点差。そして3者に仕掛けが入る――
自分の手もまだまだ戦える。これは痺れる局面ですね。
東家も西家も2フロー、しかし絶体絶命かと思えばそうでもないんですよね。
東家の河を見てどう思いますか? あれは結構濃ゆい河ですよね。この仕掛けのおかげで割と助かっている部分があります。 東家の連荘期待? それもそうですが――
南家が西家にアシストしにくくなってますね。
この状況だと無理に前に出ない方が良いかもしれない。ここでいう無理とは――
アガリにくい仕掛けでリスクを負わない
ということです。たとえば西家から打たれた5sは
場に3枚目ですが、場況的にソーズは絶好の受けではないですか!
絶好の受けを仕掛けて悪系の受けを残す
アガリにくい仕掛けの典型です。仕掛けて場に高いピンズのカンチャン(ペンチャン)受けを残し、危険牌を勝負していくのは見合わない