囲碁・将棋は素人ですが、それでも囲碁・将棋のタイトル戦決勝で会心の一手を放った棋士が所謂「見せつけ行為」をしていたら、と想像すると…。
どんな大物棋士であっても小さく見えてしまう。少なくとも対戦相手には全くの非礼な行為でありましょう。
対局中は厳かに対局に臨み、対局後にカメラの前で堂々とその一手に至った思考を話してほしい。
観戦者も実況・解説を通して観戦するため、対局中におけるエンターテインメント性の提供はそちらに任せておけば大いに盛り上げてくれる。

プロ野球である程度そういった行為が許されているのは、スタジアムに直接来たファンは実況・解説を通さず生で試合を見るため、生のエンターテインメント性の提供が興行上不可欠である、という点が大きいように感じます。

プロ麻雀界が麻雀について劇場型エンターテインメント性に重きを置いて発展させていく考えなのであれば、見せつけ行為も許される行儀作法の範囲内なのかもしれません。
武道の精神に通ずるものを持ち込むのもおかしいと思われるのでしょう。

それでも、麻雀が襟を正して行われるような競技として広まってほしいと思う自分としては、今回の記事には悔しさと悲しさを感じました。