木原 浩一さん のコメント
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去年の7月のこと―― 最終戦オーラスの親番、 ノーテンは敗退 という局面で まだイーシャンテン、3列目に入ろうといった巡目だった。 僕は手の内で暗刻にしていた をツモ切りした。 1牌でも多くツモりたい。アンカンをしない理由がない。 堀「木原さん、なんでアンカンしなかったんです?」 対局後、解説の堀選手が聞いてきた。僕は不思議に思い―― 木原「あの局面でアンカンしないわけがないじゃんw」 堀「えw でも・・・」 木原「堀君さー、なんか見間違えたんじゃないの?」 ・・・見間違えるわけがなかった。 見落としていたのは、当然僕の方だったのだ。 超絶大事な局面である。 決して集中力を欠いていたわけではない。 にもかかわらず―― だ 僕は手の内にあったカン材に全く気が付かなかったのだ。
このブログマガジンは、オンラインネット麻雀「天鳳」の最高峰である「天鳳位」を、現役のAリーガープロ雀士である私こと木原浩一が、本気で目指し日々奮闘する様を描いた自戦記、「天鳳」の実戦譜を使った戦術論、麻雀に関するコラム&エッセイ等を、思いつくままに徒然と更新していくものです。
自分だけが大丈夫なわけないですものね〜。より一層気をつけなければと思いました。
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