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木原 浩一さん のコメント

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木原 浩一
いつもありがとうございます

※南家の手牌は問題用に改変しているので実戦譜とは違います ←です
No.2
2ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
問題です。 このリーチ、手役絡みが濃厚ですが何に見えますか? pic.twitter.com/edRofSayTf ― 木原浩一 (@sonoharasaika) February 11, 2024 多くのご回答ありがとうございます! 記事内で読みのポイントとなる部分を解説をします。 まず結果からお見せしますと、リーチの牌姿はこうでした。 チートイツドラ2テンパイからの 単騎待ち変えリーチでした。なるほどね・・・ こんなのわかるわけないよ!! まあまあ(汗 そもそも「待ちを当てる」とか 「ビタ止め」をするために読むわけではありません。 読めるようになると何がわかるのか? ・安全度の比較ができる ・高打点を避ける可能性が上がる 今回の場合は 青字 ができるようになるのが メリットですね。 のツモ切りは大きなヒントです。  打 →打 このようなダブルメンツの可能性や  ツモ  打 スライドの可能性がほぼ消滅しました。 赤3枚が不要だったということは、 上123か下789に分断されている手牌 、あるいは トイツ手牌、暗刻系の手役 であることが真っ先に頭に浮かぶと思います。 234三色や678三色は考えにくい 例えばピンズで があったら は234三色が確定していない限りツモ切りしないです。  ツモ 234が確定していた場合 ツモ切り時は、こう持っていたことになるはずですから、相当考えにくいということです。 678三色も同様に、三種の赤5を切っていると相当考えにくいです。特にドラの も切っているわけですから  ツモ この4連形から ツモ切りは考えにくいわけですし   ツモ切り ソーズ部分が未完成だったとしたら、マンズかピンズで678が完成していないと678三色は成立しないわけで + +   がフリテンなので、この場合は よりも を残しそうだし、 はツモ切りしない。 + +   この場合は をツモ切りしない。 よって678の三色は相当考えにくいです。 ※南家の手牌は問題用に改変しているので実戦譜とは違います ベタオリ何切るです。 ドラ を切っているので チートイツは一見無さそうに見えるかもしれませんが そもそも単独両面ターツ落としの時点で トイツ形の手役である可能性は上がっていますし ドラ暗刻からの1枚切りはレアかもしれませんが、赤3枚切りというレアな状況で「レアケース」と切り捨てるのは勇み足だと思います。 トイツ形手役の最高峰はツモ四暗刻 シャンポン待ちに放銃する可能性のある牌もケアしたいです。 赤が全く必要ない手役といえばチャンタ系です。 チャンタ系に絡むような牌で放銃すると 三色なども絡んで高打点の可能性もありますので 筋とはいえ や などは避けたいです。 ソーズのメンホンリーチの可能性も捨てきれないですね。 というわけでここは消去法です。 全ての牌が当たる可能性のある中で、最もマシな―― 1枚通れば2枚通る打 を推奨します。 はチートイツの待ちにしにくい牌ですし チャンタ系の手役や のターツ落とし が入っているので、シャンポン待ちにも当たりにくいです。 両面待ちに当たるかもしれないじゃないか! もちろん が当たる可能性はありますが ベタオリチョイスだって立派な勝負  なのです。 全ての牌が当たる可能性があるのなら 放銃時に安く済みそうな牌を選ぶということです。 読みによって牌姿をズバリ当てたり「ビタ止め」なんかできると、見た目も派手でカッコ良く見えますよね。 しかし実戦で読みの活用頻度が高いのは、ベタオリ時に安全度を比較するだとか、相手の手役を想定して高い放銃を避けるとか、地味なものが多いです。 特にチートイツは頻出ですので、単独の両面ターツ落とし、場に2枚切れている赤牌の先処理などは必ずチェックするようにしましょう。 当ブロマガでも 読みの話 は取り上げていますし、最近は読みに関する生放送の切り抜き動画もアップしています。 興味のある方は是非ご覧ください。 最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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このブログマガジンは、オンラインネット麻雀「天鳳」の最高峰である「天鳳位」を、現役のAリーガープロ雀士である私こと木原浩一が、本気で目指し日々奮闘する様を描いた自戦記、「天鳳」の実戦譜を使った戦術論、麻雀に関するコラム&エッセイ等を、思いつくままに徒然と更新していくものです。