アーサーさん のコメント
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麻雀荘メンバー語録 version5.0 でつぶやいた 「空切り3大スキル」 このブログマガジンでも取り上げたことはあるのですが、それをここで一挙まとめて 説明します。 「安全牌リセット」 自分がテンパイしている時によく使います 。使用頻度は一番多いかもしれませんね。 現在 のテンパイでした。捨て牌の濃度的に、警戒されてもおかしくありません。 ここで持ってきた を、ツモ切りせずに空切りします。さ て、その意図は?? 下家から打た れた 、 このままツモ切りしてしまうと が自分に対して安全牌だということが他家にバレてしまいます 。 バレてしまうと損するかもしれませんよね? ここで を手出します。すると他家にはどう見えるでしょうか? 下家が次巡にもう1度持ってきた 、 前巡よりも打ちづらくなることは間違いありません。 自分がテンパイ。他家に危険そうな牌を打たれたら 「コノヤロー!リセットだ!」 と心の中でつぶやきながら空切りするとよいでしょう。
「跨ぎボカシ」 最もポピュラーな空切りはこれではないでしょうか? 前巡に を切って を両面固定しました。次巡持ってきた を「うわっ!テンパイ逃した!」と熱がってツモ切りせずに、 さも予定されていたかの如く空切りします 。 そうするとどうでしょう? 、特に高めの は相手の読み筋から外れます。 テンパイしている時の方が効果的ですが、イーシャンテン時でも有効な空切りです。
「ベタオリフェイク」 例えばこのリーチを受けて、自分の手牌が―― ポン このような現物待ちだったとしましょう。持ってくる 、 、 は 必ず空切りしましょう 。できれば ため息をつきながら 0.5秒くらい間をおいてが切るのが望ましいです。 そうすると他家にどう見えるかというと 「む、オリたかも?」 と、ちょっとくらい思ってもらえるかもしれません。 その他の空切りの例も紹介します。
ポン ドラ これは「跨ぎぼかし」の応用編です。このイーシャンテン、上家から打たれた をチーして打 の テンパイ。これは簡単に出てくる牌ではなさそうです。 次巡に即持ってきた 、これを 空切りすると―― 相手には 単純にカンチャンを内側から払ったように見えますね。 ドラを仕掛けてアガリたいはずなのに から を切る人はなかなかいませんから。 を打たれる可能性が 若干 上がる空切りと言っていいでしょう。
「ソバテンケア」 チー ポン ポン このテンパイから持ってきた を空切りします。 すると 他家にとって、 の周りの方が打ちづらくなることは間違いありません 。 ただしこれは 付近の牌を切っていない場合に限ります。 「スライドフェイク」 ポン ポン 自分がテンパイ濃厚な河だったとしましょう。ここで持ってきた を空切りします。 すると相手にはどう見えるかというと――
「む、もしかして とのスライド?」 と、思ってもらえるかもしれません。 これは相手がそう読む可能性のある対上級者向けの空切りですね。 一応中筋ですが最終手出しが では警戒されて出にくくなるかもしれません。 そこで持ってきた を空切りします。これで少し待ちがボケますよね? 対面に を打たれた直後「安全牌リセット」との複合技でより効果的と言えるでしょう。 「安全牌リセット」「跨ぎボカシ」「ベタオリフェイク」「その他」 いかがでしたでしょうか?もちろんこれが見破られることもあります。 しかしながらどの空切りも、10回やれば1回くらいは誰かが引っかかってくれそうなものです。 だとしたら毎回やったほうが絶対にお得ですよね? 空切りは考えながらやるものではありません。もう息を吐くように自然に 自分の中にインストールされたプログラムのように自動で発動するように行うこと。 そのためには事前準備が必要です。自分テンパイ、もう手変わりはない 後はツモるだけだーなんて思考を止めずに、こういったことも考えながら打ちましょう。
このブログマガジンは、オンラインネット麻雀「天鳳」の最高峰である「天鳳位」を、現役のAリーガープロ雀士である私こと木原浩一が、本気で目指し日々奮闘する様を描いた自戦記、「天鳳」の実戦譜を使った戦術論、麻雀に関するコラム&エッセイ等を、思いつくままに徒然と更新していくものです。
下家が頭かしげてましたw
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