先手を取るのが難しそうな手牌では、将来のため工夫して牌を残すようにしましょう。
ここでは 1p、2p、9s どれを切ってもいいですよ。
アガりにくそうな手牌を、少しでもアガリやすくするために受け入れを広げるのではなく
アガりにくそうな手牌だからこそリスク回避効率を高めるということ。
前者は1人麻雀、牌効率の基本です。
後者は4人麻雀、相手にいつでも対応できるような打ち方です。
牌効率通りだとおそらくこのテンパイは
危険牌勝負になってしまうため組みにくくなると思います。
中盤以降のチートイツは特にそうです。
1枚差程度の受け入れ枚数をカウントして牌を残すよりも
危険度の低そうな牌を残してカウンターを狙います。
これができるのがチートイツの特性、攻守兼用手役とはよく言ったものですね。
まず基本ありき。それは間違いありません。基本を理解した上で応用編、先手が難しそうであれば4人麻雀牌効率。意識してみてはいかがでしょう?
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九段坂奮闘記・107~110戦目
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