八段坂奮闘記 対仕掛け押し引き編３

本日はマーチャオ吉祥寺店です。お時間のある方は是非！


牌譜

東家の仕掛けは７pをチーして２枚切れの發でした。
前巡は８p、８８９で膨らませなかった仕掛けでわかる大事なことが２つあります。

まずひとつは手役狙いということ。
三色、チャンタ、一通といったところでしょう。

もうひとつはドラの白が暗刻
またはドラの白がトイツである可能性はないということです。



ドラの白を孤立で持っている可能性はあります（牌図Ａ）
しかしこの瞬間なら間違いなく鳴かれることはない。

「絶対に勝ちたい」相手がそう思っているからこそ「読み」は成立します。もしも代走を頼んでこの瞬間に戻ってきたら、この白をおいそれと打つことはできません。



もちろんこの牌姿からは自己都合で打つことはありませんが
南場ラス目の親がああ仕掛けたら、今のうちにリリースすることはありますね。

この「読み」ができるかどうかで今後の手組が変わってくることもあります。

　ツモ

例えば２巡