木原 浩一さん のコメント
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放銃は罪か ―― オーラスこの点数状況 ここでラス目のリーチに放銃してしまうのは、天鳳において大罪といえましょう。 とはいえ、オリていればラス回避できるというものでもありません。 ツモられてしまうと、親被りでラスになる可能性も十分ある点差かとも思います。 ここで問題です。深く考えずに1秒で答えてください。この 5s を引いた瞬間、あなたの脳裏に浮かんだ選択は「押し」or「オリ」のどちらでしょうか?
反射的に「押し」が浮かんだ人は「攻撃型」タイプです。 反射的に「オリ」が浮かんだ人は「守備型」タイプです。 双方にメリット、デメリットはあります。 正直どちらが良いとは言い切れませんが、もしも―― 「攻撃型」で成績が伸び悩んでいる人は「オリ」のメリットを 「守備型」で成績が伸び悩んでいる人は「押し」のメリットを それぞれ考え直してみたほうが良いでしょう。 相手の待ちを確認、牌山をひっくり返して確認する作業はここでは意味があ
このブログマガジンは、オンラインネット麻雀「天鳳」の最高峰である「天鳳位」を、現役のAリーガープロ雀士である私こと木原浩一が、本気で目指し日々奮闘する様を描いた自戦記、「天鳳」の実戦譜を使った戦術論、麻雀に関するコラム&エッセイ等を、思いつくままに徒然と更新していくものです。
麻雀は常に選択の連続です。その中で「Aなら確実に得をしますがBなら確実に損をする」という選択は滅多にないでしょう。「どちらかといえばAの方がマシ」「どちらかといえばBの方がマシ」といったように、少しでもマシな方を選択すること、その積み重ねが成績に反映され、少しでもマシな方を選べるようになる力こそが雀力です。
オリを選択するときには少しでも放銃しにくい牌を、オリきれるかどうかは微妙でも、そうした方がマシだと思ったらオリを選択すること。大事なのは結果よりもその過程における判断力です。
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