最も正確に再現されたネアンデルタール人がチャック・ノリスにそっくり！

チャック・ノリスにまさかのネアンデルタール人疑惑。 約100年前にフランスで発見された、7万年以上昔の骨を元に、英国の人類学者がネアンデルタール人のモデルを作成しました。その出来上がった原人の顔を見てみると...チャック・ノリスにそっくり！ ネアンデルタール人の頭蓋骨は私たちとは随分と異なり、特徴的な形をしていますが、チャック・ノリスの頭蓋骨はネアンデルタール人に似ているのでしょうか...？ 詳細は以下より。
　
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1909年、科学者達はドルドーニュのラ・フェラシーの洞窟でネアンデルタール人の骨格化石を発見しました。今回の再現に使用されたのは、発見された化石の中でも特に保存状態が良い「ラ・フェラシー1（以下FL1）」と名付けられた個体。胸郭、肋骨、骨盤や脊柱の失われていたパーツは、1982年にイスラエルのケバラ洞窟遺跡で発見されたネアンデルタール人の骨を利用したそうです。 FL1の化石の特徴は、これまでに発見されたネアンデルタール人の骨の中で、最大且つ最も完全な頭蓋骨を持っているということでしょう。彼の脚と足の骨は、彼らが直立歩行であったことを示しており、骨格からは、がっしりとずんぐりしていて力強い腕と手を持ち、現代の人々よりも大きな頭蓋骨は前後に長く額は傾斜しており、突顎であったことを表しています。 再建そのものは、人類学者とモデルメーカーの両方から構成されたチームによって行われたそうです。BBCは、彼らが「細部へのこだわりは誰にも負けない」と語ったと報じています。 ---------------------------------------
チームは、ネアンデルタール人の体に残された痕から、彼らがどのように獲物を狩り、家事を行っていたのかを研究しました。そして、獲物であるマンモスを槍で繰り返し刺したであろうと結論づけました。 寒冷地を生きる彼らにとって、寒さを凌ぐ衣服を作ることは非常に重要だったと考えられます。ネアンデルタール人は、およそ5～6枚の皮で作った新しい衣服が毎年必要になったと考えられます。彼らはそれを着用するために、それぞれの皮を8時間ほどかけてなめす必要があったでしょう。再現されたネアンデルタール人の力強い右腕は、FL1の腕や筋肉を基に作られています。
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再現プロジェクトの各段階はこのように進められ、結果的に驚くほど正確なネアンデルタール人のモデルが完成したそうです。 元ネタのBBCには、完成したネアンデルタール人を再現する様子や、番組でお披露目する様子の動画を見ることが出来ます。再現チームの人達と身長や骨格を比較して見ることが出来るので、チェックしてみてください。
BBC（元ネタ、画像）
［via io9］ （中川真知子）

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