帝国軍にまさかのアポ無し突撃取材!? 「『スターウォーズ』の新作を監督したい」、それは映画監督なら誰でも願うこと。そして、あの『ボーリング・フォー・コロンバイン』、『キャピタリズム~マネーは踊る~』 などでも知られるドキュメンタリー映画監督、マイケル・ムーアさんだってその思いは同じ...はず。そして、監督採用オーディション用に、こんなビデオを作っちゃった...ようですよ。
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ムーア監督の初期の作品『ロジャー&ミー』(※)にかけた、『ヴェイダー&ミー』なんてタイトルの突撃アポ無し取材ビデオとなっています。 ※ 『ロジャー&ミー』故郷フリントの工場閉鎖を受け多くの人が職を失い、ムーア監督が会社のトップの人にアポ無し取材を行うドキュメンタリー。今回のビデオでの出身星「フリントゥイーン」は、監督の故郷の名前とルーク・スカイウォーカーの生まれ育った「タトゥイーン」とをかけている。 ---------------------------------------
ムーア監督:こんにちは、ダース・ヴェイダーさんとお話がしたいんですが。 ストーム・トルーパー:ちょっとちょっと、撮影は困りますよ。 ムーア監督:あなたのボスと話がしたいんですよ。ダース・ヴェイダーがボクの故郷の惑星フリントゥイーンの何千人もの人々から仕事を奪ったって知っていますか? ストーム・トルーパー:申し訳ありませんが、ヴェイダー氏はご家族とともにエンドアに休暇に行っておりまして... ムーア監督:ダース・ヴェイダーがジャバ・ザ・ハットと違法な取引をしているってことはご存知ですか?あの犯罪王とですよ? ストーム・トルーパー:上の人を呼んでくれ... ムーア監督:ヴェイダーの元で働くのはどうだい? ストーム・トルーパー:悪くはないですよ、そんなに会う機会もありませんけどね。 帝国軍将校:なんだこの騒ぎは。 ムーア監督:私は、年金の支払を止められた大勢のドロイドたちの代理としてここに来ました。ダース・ヴェイダーさんと話をさせて下さい。 帝国軍将校:カメラを今すぐ止めるんだ! ムーア監督:これが操業を停止させられたライトセーバー工場です。何千人もの人が職を失ったんです。あなたに思いやりはないんですか? あ、ヴェイダーさん! あなたに聞きたいことがあるんですが!
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こちらはコナン・オブライエンさんの深夜のトーク番組で放送されたジョーク動画。ビデオに写っているのももちろんムーア監督ではありませんが、なかなか笑える動画となっています。 帝国軍の内幕を暴いたドキュメンタリータッチの映画も面白いかもしれないですが、誰が監督することになっても「エピソード7」は真面目な『スター・ウォーズ』映画でお願いします!
[via Kotaku] (abcxyz)