中国 テーマパーク トランスフォーマーのサムネール画像

中国にお住まいの立体造形家・Zhu Kefengさん。そして同じく中国のアーティスト集団が人民パワーを合わせて造ったという、リアルなトランスフォーマーたち。

どれもがホントにハリウッド映画並みの大きさだというのに、すでに600体近くが生産されており、テーマパークとなって展示されちゃっているんだそうです。

その場所は「ミスター・アイアン・ロバート・テーマパーク」。ロボットではなくロバート? ともかく以下でZhuさんの熱意を伺ってみましょう。

 
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中には映画版だけでなく、その他のアニメ・キャラクターも混ざっているそうなので、並んでいるのが100%オートボッツというワケではないそうなのですが、さすがに600体はオドロキの数です。

浙江省嘉興市に在るというこの場所は、パークというよりもギャラリーに近いとのことですが、Zhuさんが中国のニュース系サイトNews.cnに語ったコメントいわく...

「このパークにたくさんの人たちが来てくれる事を心待ちにしています。特に子供たち、ハッピーなだけでなく緑地の開発や環境を守りたいという想いを持った子たちに来て欲しいですね。」

このプロジェクトは12年ほど前に、トランスフォーマーではないキャラクターを製造するところから始まりました。2010年に、公園が今の状態に整備されるまでの間、Zhuさんとカレのチームは、Zhuさんが経営するリサイクル・ショップから、ロボットの素材となる廃材の鉄などを充分に使えるだけの量、集めていました。

「子供たちがここに来て楽しんでくれると、ワタシはとても嬉しく思いますね。今でも自分が鉄製のオモチャで楽しく遊んだ少年時代を忘れていませんので、ワタシがこのテーマパークを作り続けられる間は、その楽しさを今の子供たちと共有したいんです。楽しさを分かち合えることが、さらなる喜びになります。」

なるほど、ご立派な志ですが...このお国に関しては、インスパイアーじゃすまない場合が多々あります。陰ながら色々なことが心配ですが、大丈夫であって欲しいです(冷や汗)



その数なんと600体! 中国のおじさんが廃車を改造して並べたトランスフォーマー・テーマパーク[Kotaku Japan]
Robot Theme Park in E. China's Zhejiang Province [News.cn, via TDW via Kotaku]

(岡本玄介)