今回の美術のお時間は...なんとも珍しい触手アート!
ここしばらく、クトゥルフ神話が取り沙汰されているだけでなく、ダイオウイカがカメラに収められたりと、やたらと触手にまつわるエトセトラが目に付きます。スケベな題材にも、よくヌルヌルと扱われたり、サブカル界ではもうスッカリお馴染みの存在となっているのは......海外でも同じのようですね。
この度、そんな触手をモチーフにしたアートのグループ展が、シアトルで開催されました。今日は出品された作品をギャラリーでご覧いただきたいと思います。では以下で、吸盤のように張り付いてチェックしてみましょう。
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『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』の敵キャラである、クランゲまでいますよサワキちゃん?
さてこのグループ・ショウ、展覧会のタイトルは「Tentacles!」と題されているのですが、日本語にしますと「触手!」というストレートかつダイレクトなものです。
キュレーターは、『スター・ウォーズ』の超絶なファンだというボニー・バートンさん。触手アートで展覧会なんて、もしかしたら史上初の試みなんじゃないでしょうかねぇ? 会場はポップ・カルチャー系アート作品を主に取り扱うLtd. Art Galleryという画廊で、会期は5月4日から6月1日と、ほぼ1ヶ月間あります。facebookにもファンページがあるので、チェックしてみてください。
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クトゥルフにクラーケン、そして愛すべきタコたちや、それらのいずれかに属するモノたち。このアート・ショウは、触手にまつわるアナタの欲望を全て満たしてくれるコトを約束します。並外れたポップ・カルチャーの伝道師ボニー・バートンさんが厳選した、40名にものぼるアーティストたちによって、テンタクル・アートの展示が行われます。
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シアトルまではちょっと遠いので画像を見て、ネット上でアート鑑賞をした気分になってみましょう。
ちなみにですが、ギャラリーのウェブサイトに飛ぶと、いくつかの作品のサイズと値段が書かれていたりもします。リプロダクションとしてプリントアウトされた作品は大体40ドル、オリジナルの1点モノ絵画は550ドルや900ドルなど、その気になれば買えるプライスとなっているのが判りますヨ。
Tentacle Art That Will Wrap All The Way Around Your Mind[io9]
(岡本玄介)
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