ホラー、SF/ファンタジー映画の祭典「シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション2013」の開催が決定しました。話題の殺人ピエロ映画や、タランティーノ映画でおなじみの男が手がけるパニックホラーなど、今年も前回に負けるとも劣らない好ラインナップとなっています。
作品画像と海外予告編は以下より。一部動画には残虐描写が含まれているので、ご注意ください。
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「シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション」は、毎年スペインで開催されているシッチェス映画祭から厳選した6本を、日本国内の映画館で公開する特集上映。去年行われた第1回では、秀逸な作品チョイスで多くのホラー、SF/ファンタジーファンを歓喜させました。今年のラインナップは以下です。
『道化死てるぜ!』(原題:STITCHES)
先日ニコニコ生放送「ホメゴロ師シアター」内で邦題がめでたく『道化死てるぜ!』に決定した、アイルランド発の殺人ピエロ映画。怖ろしく、笑えるホラーの傑作との声も多く、「ヒャッハー!」となれそうな作品です。
『アフターショック』(仮題、原題:AFTERSHOCK)
拷問映画『ホステル』の監督や、タランティーノ作品への出演でおなじみのイーライ・ロスが手がけるパニックホラー。予告編を見るだけでも感じられる、圧倒的な容赦なさはさすがイーライ・ロス。今作でも本気です。
『ロスト・ボディ』(仮題、原題:EL CUEPRO、英題:THE BODY)
スペイン発の死体消失ホラー。どうやら夫に毒殺されたらしい妻の遺体が死体安置所から消えて......というあらすじ(ものすごく端折ってます)から、サスペンス要素の強く感じられる作品。本当に死んでいたのかどうか? が鍵になりそうです。
『人類滅亡計画書』(仮題)、英題:DOOMSDAY BOOK)
『ラストスタンド』のキム・ジウンが監督として参加し、『クラウド・アトラス』などで好演したペ・ドゥナが出演する、地球滅亡をテーマにしたオムニバス作品。ペ・ドゥナさんはまたしてもアンドロイド役か? と思いきやそうではないようです。それにしても、ロボブッダ(?)が気になります......。
『バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所』(仮題、原題: BERBERIAN SOUND STUDIO)
バーバリアン・サウンド:スタジオでホラー映画に効果音をつけることになったエンジニアが、その現場で自分の凶暴な内面に気づいていくという物語。映画の製作現場が舞台となるホラーというと『女優霊』が真っ先に思い浮かびますが、今作で登場するのは幽霊ではなくサイコキラーでしょうか......?
現在のところ以上の5作品の上映が決まっており、残り1本は調整中とのこと。上記作品に負けない、インパクトのある作品が食い込むことに期待です。
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2013」は2013年10月26日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷(東京)、梅田ガーデンシネマ(大阪)、シネマスコーレ(名古屋)、KBCシネマ(博多)にて6作品一挙公開予定。
[シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション]
SignatureUK、Movieclips Trailers、Korean Film Biz Zone[Youtube]
(スタナー松井)
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