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「マッチョなキャラを演じるのが楽しい」 『エンド・オブ・ホワイトハウス』主演のジェラルド・バトラーにインタビュー
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「マッチョなキャラを演じるのが楽しい」 『エンド・オブ・ホワイトハウス』主演のジェラルド・バトラーにインタビュー

2013-06-04 20:06
    『エンド・オブ・ホワイトハウス』の主演、ジェラルド・バトラーにインタビュー


    『トレーニング・デイ』のアントワーン・フークア監督のアクション・スリラー『エンド・オブ・ホワイトハウス』がいよいよ6月8日に公開されます。今回は、その主演&プロデューサーを務めたジェラルド・バトラーにインタビューしてまいりました。
     


    【大きな画像や動画はこちら】

     


    『エンド・オブ・ホワイトハウス』は、ホワイトハウスを占拠し大統領を人質にとったテロリストと、彼らにたった一人で挑む元シークレットサービスの男、マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)との戦いを描くアクション作品。

    一足お先に観させて頂きましたが、アクション映画ファンにはたまらない、大変素晴らしい作品でした。まず前半、13分に及ぶホワイトハウスの占拠のリアルタイム映像のパートが凄い。非常にリアル且つスリリングで、ミリタリー描写が好きな方にはきっと胸の熱くなるシーンの連続です。

    そして中盤以降は反撃タイムに突入。テロリストの攻撃を生き延びたマイク・バニングが、敵の要塞と化したホワイトハウスに潜入。途中怪我を負いながらも、『300』のスパルタ人を彷彿とさせる圧倒的な屈強さを発揮し、撃つ、刺す、折る、殴るの大暴れ。「出撃、ジェラルド・バトラー! テロリストの完璧な計画、唯一の失敗はスパルタ人に喧嘩を売ったことだった......」とナレーションが入っていいほどのワンマンアーミーでしたよ!

    と書くと『コマンドー』めいた、脳の肉密度が高い映画のように聞こえると思いますが、軍事スリラーとしてもしっかり作られており、手に汗握る展開目白押しのスニーキング・アクション・スリラー映画に仕上がっていました。

    今回はそんな『エンド・オブ・ホワイトハウス』に主演し、さらにプロデューサーとしても参加したジェラルド・バトラーへインタビューさせていただきました!


    ジェラルド・バトラー

    ――今までアクション・ヒーローだけでなく、セクシーでロマンチックなキャラクターなど様々な役柄を演じてきていますが、演じていて一番楽しいのはどんなキャラクターですか?

    ジェラルド・バトラー(以下、バトラー):今回のようなやつだよ(笑)。面白い質問だね。実際、アクション映画でヒロイックでマッチョなキャラクター、特に、復讐に燃えていたり、名誉を重んじて自己犠牲の精神を持っているようなキャラクターを演じるのは楽しい

    でも、観客にとって真実味のある人間ドラマや楽しいコメディも忘れられない思い出になるんだ。台詞を真似してもらえたりもする。だか、今までいろんな役を演じてこられた自分は幸運だと思っている。どれも本当に大好きなんだ。そして今までの作品や今回の作品でも、映画館で観客に、感動、緊張、興奮、ユうアなど様々な体験をしてもらえる。それは本当に素晴らしいことだね。


    「エンド・オブ・ホワイトハウス」ジェラルド・バトラーにインタビュー

    ――今作も今まで同様、自身でスタントをされたとの事ですが、今作で苦労したスタントはどのシーンですか?

    バトラー:うーん......ちょっと思い出してみるね(笑)。あれもあったし......あんなのも......それかな(注:小声でブツブツと言いながら思い出そうとするジェラルド・バトラー)......。いや、最後の格闘シーンが全体的に大変だった。あのシーンでマイク・バニングはすでに50人のテロリストと戦った後で、撃たれてもいたし、金属片が身体の中に刺さっていたりと、怪我をしていたよね。しかも最後の相手も強敵だ。

    あのシーンは2日かけて、300テイクくらい撮ったんだけど、すべてのテイクで、主人公の疲労度合いを示すために、走ったり、シャドーボクシングをしたり、壁を殴ったりしてから撮影に入ったんだ。そして、「アクション!」と声がかかると、「バン、バン、デュクシ、バン、デュクシ」(注:擬音と動きでアクションシーンを再現するジェラルド・バトラー)とやって血まみれになるわけだけど、それが1テイク。それを更に99回やったわけさ

    そんなシーンに毎回飛び込んでいかなきゃいけなかったから、本当に大変だったよ。爪も剥がれたし、腕もアザだらけになったし、実際にパンチが当たることも多かった。撮影が終わったら床を這ってしか動けなかった。しかも、撮影はルイジアナでやったんだけど、室温は46度位で、湿度は80%を超えるときもあったんだ。だから、汗だくになって、頭もクラクラしてきたね。でも、楽しかったよ。

    ――その時に首も怪我されたんですよね。

    バトラー:そうなんだ。さっき話した、2日間で、首の......骨を折ったんだ(注:首を振り、折った時の動きを再現するジェラルド・バトラー)。それが起こったのは殴られるシーンで、役に入り込んでいたから、あまり感じなかったけれど、撮影が終わってみると首がパンパンにはれていて、かなり首をマッサージしないと首が動かせない状態になってしまったんだよ。

    他にも、もう色んな所を怪我していて、腕は腫れ上がってまるで死体のようで、とても自分のものとは思えないほどになってしまったんだ。しかも、そこにまた何度も殴られて、段々とおかしくなってきて「よし、来い! 殴ってみろ!」と言いながらさらにパンチを受けていった。そして、今度は殴り返して、ブチのめすシーンにつながったわけさ(笑)。


    『エンド・オブ・ホワイトハウス』の主演、ジェラルド・バトラーにインタビュー


    映画で見せるシリアスなイメージとは異なり、アクション・シーンの話になると、擬音を交えて楽しそうに語るのが非常に印象的でした。アクション映画を撮るのが楽しくて仕方ないんだということが、伝わってきました。これからもどんどんアクション映画に出ていただきたいですね!

    そんなジェラルド・バトラーが楽しく演じたアクションシーンが満載の映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』は6月8日全国ロードショー!


    『エンド・オブ・ホワイトハウス』公式サイト

    (傭兵ペンギン)

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2013/06/interview_end_of_white_house.html
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