「俺達のトトロ」ギレルモ・デル・トロ監督が、自らの作品『パシフィック・リム』に登場する対怪獣ロボット「イェーガー」のコックピットに関して語る、メイキング映像が公開されました。
この動画では、頭部のコックピットをまるごと作って再現した大迫力のセットについて、監督が詳しく話しています。英語の映像ですが、今回はその一部を訳してご紹介。それでは早速、映像を御覧ください。
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デル・トロ監督「この映画では、あなたが11歳の頃に夢見たような映像を見ることになるでしょう。本当に凄いアドベンチャー映画になっています。近未来、海から現れた怪獣はとても大きく、獰猛で、我々人類はその怪獣に対応し、取っ組み合える武器が必要となったのです。」
デル・トロ監督「セット全体が揺れ、ロボットの中にいる感覚を再現しています。」
デル・トロ監督「物質的な現実味を持たせるため、すべての映画にはアナログな部分が必要です。『パシフィック・リム』では、ロボットの頭部を作ったのですが、結果、セット全体で4階建てのビルに相当する大きさになりました。」
デル・トロ監督「15フィート(約4メートル)ほど落ちるようにセット全体が揺れ、ロボットの頭の動きを再現します。役者はまるで小さな遊園地のシュミレーターに乗っているような感じでしたよ。」
デル・トロ監督「グリーンのレバーを役者の腕に取り付けて撮影すれば簡単だし、彼らも自由に動けるですが、私は動きに抵抗が必要だと感じたので、数トンに及ぶ機械を彼らの腰や腕、足につないだのです。」
イドリス・エルバ「スーツを着て、ハーネスを付けて、更に両足を動かすプラットフォームに足を繋いだのさ」
チャーリー・ハナム「1分で200ガロン(約260リットル)の水を僕らにかけてきたんだよ」
デル・トロ監督「防水仕様にする必要がありました。セットは非常に危険な電気回路だらけ。僕は拷問機械を創り出したんです(笑)」
デル・トロ監督「彼らがパンチを繰り出すと、セット全体がパンチを繰り出し、怪獣に殴られたらセット全体が後ろに押され、すごく大きく揺れるんです。(中略)この映画で観客はパイロットシートに立たされ、スーツを着て機械と繋がり、ロボットに乗る感覚を味わえるでしょう」
ワクワクが抑えきれない! それにしても、この実物のセットを見てみたいものです。相当な迫力なんだろうなぁ......。一部でもいいから、どこかで公開してくれると嬉しいですね。
映画『パシフィック・リム』は8月9日公開。早くロボットに乗る感覚を味わいたいよ!
Pacific Rim- Trailers[Yahoo! Movies via Nerdbastards via io9]
[『パシフィック・リム』公式サイト]
(傭兵ペンギン)
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