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いままで様々なSF作品で、青いミルクだったり、素材不明な緑色のクラッカーだったり、食べたくない食料がいろいろな形で描かれてきましたが、SF世界もびっくりな食べたくない食料を生み出す、凄まじい見た目のマスクのコンセプトが登場しました。
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マスクの仕組み
その名も『Algaculture』。このスーツをデザインしたアーティストのマイケル・バートンさんとミチコ・ニッタさんのページの解説によると、着用者の吐いた息(二酸化炭素)をチューブを経由してタンクに送り込み、差し込む日光と合わせ、その中で食用の藻(Algae)を育てる、というコンセプトなんだとか。凄いアイデアですが、ちょっと食べるのに抵抗がありますねぇ...。
ちなみに、このタイプのマスクをオペラ歌手が装着しながら歌って二酸化炭素を出し、それで育てた藻を観客に振る舞う、というパフォーマンスが、ヴィクトリア&アルバート博物館で行われました。歌を味わい、藻も味わうというコンセプトだった模様です。隣にいるエプロン姿の男性は何をしてるのかよくわかりませんが、すごくSFな雰囲気。一体どんな味がしたんだろうか...。
しかし、このまま人口増大が進めば、確かにこういう装置を使って作ったものを食べ、食糧問題を解決する必要性が出てくるのかも。いつまでも大盛りとかヤサイとか言ってられないかもしれないので、今のうちに残さずたくさん食べるようにしましょう。
Algaculture[Burton Nitta via dvice]
V&A Gallery London|Design Week - Algae Opera Woman![YouTube]
(傭兵ペンギン)
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