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革命と情熱の国が、ゾンビ渦に襲われた......! というわけで、「キューバ映画界初のゾンビムービー」との触れ込みで公開を控えている『ゾンビ革命 -フアン・オブ・ザ・デッド-』の予告編をご紹介します。 今や映画とゲームの世界では「ゾンビ」は一大ジャンルなわけで、各国のボンクラども(郊外の大規模ショッピングモールに行くと一般の人とは違った意味でガン上がりする奴ら)がゾンビジャンルの作品を日夜精力的に量産してるわけですが、ついにキューバでもゾンビムービーが誕生しました。 主人公は40歳になってもまともに働かない駄目なおっさん・フアン。友達とダラダラした毎日を送っていたところ、首都ハバナで暴動が発生。当初は反体制派の蜂起かと思われたその暴動は実は......ゾンビパニックだった! やっぱり! というわけでフアンはボンクラ友達たちとゾンビ殺し代行業をスタートさせ、ボンクラが日夜妄想しているような「俺の考えた最強ゾンビぶっ殺しアイディア」を次々に実現させていくのですが......。 というわけでその面白ぶっ殺シーンもいっぱい出てくる予告編を以下からどうぞ!
【大きな画像や動画はこちら】
大量消費社会に人間性を奪われた人たちのメタファー、と捉えられることも多いゾンビですから、キューバ的には大量消費社会=アメリカ文化への批判的な視点もあるのかな、いやむしろキューバ国内での反政府活動への弾圧を皮肉ってみせるのかな......とか見る前はちょっとだけそんな想像をしましたが、ぜんぜんそんな真面目なことはなかった! 手裏剣! ボートのオール! パチンコ! プロレス! 頭悪いデザインのバトルカー! ワイヤー使ってゾンビ軍団み・な・ご・ろ・し! ヒューッ! やっぱボンクラの考えることはどこの国でも変わんないぜ! ありったけの革命的情熱を込めて君を(ボンクラを)抱擁したい!(チェ・ゲバラ) そんな楽しそうな映画、『ゾンビ革命 -フアン・オブ・ザ・デッド-』は今秋より新宿武蔵野館ほか、全国で公開予定。ビバ・ラ・レボリューション! (C) La Zanfona Producciones - Inti Herrera 2011 all rights reserved
『ゾンビ革命 -フアン・オブ・ザ・デッド-』 [シネマトゥデイ] (マコ小林)
RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2012/08/juan_of_the_dead.html