ソリッド・スネークのネタ元、スネーク・プリスキンもゲーム化予定だったんです。
以前ナムコで開発を担当していたという方が、開発中止となり、日の目を見ることがなかったゲームのマイルストーンビデオをアップロードしています。ジョン・カーペンター監督の映画『ニューヨーク1997』、『エスケープ・フロム・LA』のスネーク・プリスキンを主人公にしたこのゲーム、一体どんな作品だったのでしょうか?
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開発していたのは、2003年に『デッド トゥ ライツ』、2004年には物陰に実を隠しながら攻撃するというカバーリングが革新的だった『Kill Switch』を発表していた、ナムコのベイエリアスタジオです。『Snake Plissken's ESCAPE』(「スネーク・プリスキンズ・エスケープ」、『ニューヨーク1997』の英題『Escape from New York』からとっていると思われる)という仮タイトルが付けられていたとのこと。
登場するスネーク・プリスキンは、ちゃんと映画でスネークを演じていたカート・ラッセル似です。キャンペーンのデザインも終了し、ストーリーもシリーズの主要な面々である、ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル、カート・ラッセルなどから許可を得ることができていたそうです。それでは、マイルストーンビデオをご覧ください。
このマイルストーンビデオでは、『デッド トゥ ライツ』にも通ずるところのある、ラフでエッジーなキャラクターものアクションゲームであったはずの『Snake Plissken's ESCAPE』が確認できます。ステルスプレイも、アクションプレイもプレイスタイルに合わせて好きに選べ、広大なマップを複数の道筋から探索することもできたようです。
この作品に関して、ナムコが2003年に行ったアナウンスによれば、当初『Snake Plissken Chronicles』(スネーク・プリスキン・クロニクルズ)とされていた本作は2005年末リリース予定であり、「計画されているシリーズの第一弾作品」となるはずだった模様。発売されていたら遊びたかったですねー。
なお、米コメント欄には、この作品の開発に関わっていたと自称する方のコメントも。
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Hansolomente:僕は昔このスネーク・プリスキン作品にデブラ、ジョン、カートと共に関わっていたんだ。カートが声優として参加予定で、もしかしたらモーションキャプチャーもするかも、ということだった。ジョンは新曲を作ろうかと考えていた。
このゲームの他にも、プロダクションIGがアニメを作り、カートが声を当てる予定だったし、小説シリーズも予定されていた。コミックもあったんだけれども、数巻しか出版できなかった。それぞれのメディアが、違う時代のスネークを描いていて、アニメでは『エスケープ・フロム・LA』以降の話、コミックでは『ニューヨーク1997』の次の日を描いている。
スネークが如何にしてスネークとなったかを描くストーリーもあったよ。「レニングラード降下作戦」の話とか、彼がどうして目を失ったかとかね。『ニューヨーク1997』から『エスケープ・フロム・LA』までの間の17年間をたっぷり使って色々考えてたわけさ。
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コミックも小説も、プロダクションIGのアニメも見たかったです......。今からでも出してくれませんかねー?
[via Kotaku]
(abcxyz)
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