ギャラリーの後には、ジプシーの制作秘話を語る動画もご用意!
『ダンテズインフェルノ』や『スター・ウォーズ フォース・アンリーシュド』、『Halo Wars』といった近年のテレビゲーム作品にもアーティストとして参加されただけなく、映画『アベンジャーズ』や『パシフィック・リム』などの大作にもコンセプト・アートを描くべくその腕を振るわれたヒューゴ・マーティンさん。
彼はNaughty Dogで『アンチャーテッド』にも関わったり、仕事を辞めた後に車両デザインを学ぶため、パサデナに在る名門アート・スクールに通ったり、フリーランスになったり色々を修練を重ねながら今日に至ります。
そんな実力派アーティストのマーティンさんが描いた、ジプシー・デンジャーやクリムゾン・タイフーンなどのロボット・アートをご覧いただきましょう。どうぞ!
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ジプシーの横顔、イカしてますねぇ。
実はこのジプシー・デンジャー、横から見たらわかるのですが、人間のように鎖骨にあたるパーツがあったり、首の筋肉部分にサスペンションのようなパーツが埋め込まれていたり、かなり人間の造りを意識して描かれているそうです。
クリムゾン・タイフーンのイラストには、まだ「エコー・ベイジン」という企画段階の名前が入っているので、非常に貴重なイラストと言えましょう。
さらなるアートワークは、マーティンさんの個人ウェブサイトや、CGHUBでもチェックできるようになっていますので、ソチラもぜひ!
おまけ:今は『DOOM 4』の制作に関わっておられるというマーティンさん。今年の8月にテキサス州ダラスで行われた「QuakeCon」にて、ゲストとして呼ばれステージ上でご自身の経歴や、ギレルモ・デル・トロ監督との出会いなどを語る場が設けられました。
その中では、コンセプト・アートとしてイエーガーを時には、その巨大さを表すために常にヘリコプターを添えて描いていた事や、ジプシー・デンジャーのデザインが出来るまでに使ったエッセンスが何だったのかなどなど、興味深い裏話が盛り沢山となっています。
いろいろなコンセプト・アートも紹介されますし、比較的聴き取りやすい英語を話されると思います。では40分のステージをジックリと観てみてください。
The Art Of The Giant Robots Of Pacific Rim[Kotaku]
(岡本玄介)
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