ニュージーランドの西南端、インバーカーギルという街で起こった茶色い事件です。
とあるカップルが行った、婚約お披露目パーティーに届いたチョコレート・ケーキ。箱を開けてビックリ! もう完全にウ○コの形状をしているだけでなく、「クソ喰らえ!」と書かれた旗までブっ刺さっており、会場にいた人たちは文字通り「胸クソ」悪くなってしまったというお話です。
これはケーキ屋さんによる、横柄でケチくさいお客へのささやかなイタズラ+復讐だったのですが...コトは意外にも大きく取り扱われてしまい、町長さんや、商工会議所の偉い人までもが不快感を表明してしまいました。
この出来事の詳しい成り行きと、モザイクなしの写真も以下でご用意しました。トイレで用を済ました、チョコレート好きの方だけどうぞ。
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このケーキ職人は、「Oh Cakes」というお店のオーナーをされている、エマ・マクドナルドさんとおっしゃる方で、ケーキ作りはビジネスとしてではなく、趣味の一環としてされているそうなんです。
そのマクドナルドさんの元に、ケーキ50ドル分のクーポン券が当たったという理由で、とある婚約カップルの花嫁の妹さんがやってきました。
妹さんは、すでに別の買い物で20ドル分を使っており、マクドナルドさんはその分を差し引いていたにもかかわらず...残りの30ドル分で、姉の婚約祝いでパーティーに出すチョコレート・ケーキを注文してきたのです。
まぁ、懐事情はみなさん色々あると思われますので、30ドルで若い2人の門出を祝っても良かろうとは思いますが...金銭面以上にこの妹さん、どんなケーキにするのかなどといった打ち合わせで横柄な態度を取ったため、ケーキだけでなくマクドナルドさんのお怒りまでをも買ってしまった、というのがコトの真相なんですって。
とにかくそのふたつの原因によって、「クソ喰らえ!」ケーキが完成。
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「これでカノジョの人生勉強になったら良いわと思ったのよ。」
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とおっしゃるマクドナルドさんは、何一つとして後悔はしていない、ユーモアで作ったんだ、ともコメントされています。
そして何も知らされていない花嫁の妹さんは、パーティー会場に集まった100名ばかりのゲストの前で箱を開けてみると...!!
(※クリックで拡大)
混ざったコーンに職人のこだわりが光っているのですが...やっぱりお祝いの席ですので、会場ではこのケーキで笑えた人はいなかったようです。いちおう別の人から、このパーティーに向けて新しくちゃんとしたケーキを作って欲しいと注文が入ったので、表面的には丸く収まった感じではあります。
そしてザ・ニュージーランド・ヘラルドというオンライン新聞からのインタビューでは、インバーカーギルの町長さんはこう答えておられます。
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「これはユーモアで作られたのだろうと思いますが、時としてユーモアというのは、とてもマズい方向に向かってしまうこともありますので。」
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花嫁の妹さんがドレだけ失礼だったのかは判りませんが、なんだかどっちもどっちな気がしますね。趣味だとお客様を神様扱いしなくて良いのはメリットですけれども。
もしかしたらマクドナルドさんには、この一件でユーモアが解る人たちからケーキをテンコ盛りに注文してくれるような運が付いたかもしれません。
[H/T: BroBible, photo via Facebook via GAWKER]
(岡本玄介)
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