ロード・オブ・ザ・リング ステンドグラス ロマネスク様式 アート

今回の美術のお時間は、古典スタイルと現代アートの見事な融合です。

ヨーロッパを旅する観光客は、だいたい途中で有名な教会に立ち寄るであろうと思いますが...重厚な建築同様に目を引くのが、教会を彩るステンドグラスですよね。

10世紀末~12世紀の中世建築様式とされるロマネスク・スタイル。これは当然、宗教的なアートの世界にも多大なる影響を及ぼし、そしてまた、中国のイラストレーターであるJian Guoさんにも『ロード・オブ・ザ・リング』の世界観を表現するスタイルとして、大いなる感銘を与えたモノでもあります。

というコトで、とても美しいファン・アートの数々をご堪能ください。以下のギャラリーへどうぞ! 

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トップ画像の作品は『a long long adventure with hobbit』というタイトルで、ホビットたちの長く壮大な冒険を表しています

セオデンの王宮やホビット達がエルフの国ロスローリエンでガラドリエルに迎えられる様子、モリア鉱山の地底深くでバルログとガンダルフが一騎打ちをしているシーンなど、映画版『ロード・オブ・ザ・リング』が独自のアレンジで美しく描かれています。

ちなみにですが、deviantARTのみでしか作品を販売していないというGuoさん。すでにebayでは90ドルというお値段でこの中の1枚が転売されており、作家としてはちょっとお困りのご様子です...が、これも実力を持った作家の宿命かと。ある意味、知名度を高めるチャンスかもしれませんよね。

下にあるGuoさんのdeviantARTページからは、このシリーズその他の作品、そしてカレのブログでは、また違ったスタイルのイラストもお楽しみいただけます。

ドチラもオススメですよ!


 a long long adventure with hobbit[DeviantArt via Kotaku

(岡本玄介)