「世界一弱い」ポケモンだって恐怖の殺人モンスターに...
『ポケモン』の中には、太陽より1.77倍熱くて周囲を瞬間蒸発させたりする、手元のモンスターボールに入れているだけで不安になるのが居るのは、周知の事実。
でも新たにVSauce3が「最弱」ポケモンを検証したところ、以外にも殺傷能力は十分に備わっていることが判明しました。
「世界一弱い」、「なさけない」、「たよりない」、「ひよわ」、そんな形容詞がぴったり来るそのポケモンは...そう、コイキングです。
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意味もなく飛び跳ねることで知られるコイキングは、長生きのものだと山を飛び越えることが出来ると言われています。国連の規定では、最低でも2500mの高さがあるモノを「山」と定義するようです。
それを飛び越えれちゃうコイキングは9.9kg。2500mのところからあなたの頭目掛けてコイキングが落ちてきたら、空気抵抗により最終速度(ターミナルベロシティ:空気で押される力と引力との釣り合いが取れる速度)は秒速40m=時速144km。野球で言うところの速球と同じくらいですが、コイキングは9.9kgです。
コイキングが頭に当たるときにあなたが経験する重力は400Gにもなるんです。9.9kgのコイキングが衝突時には399.6kgになり、それが時速210.8kmから一瞬にしてほぼ時速0kmになります。その運動量の変化を可能にするのがあなたの体なわけです。首の骨は折れ、脳みそは頭蓋骨に衝突しドログチャに。これであなたの目の前はまっくらに...。
仮に空気抵抗がなければ落下速度は5.5倍になり、秒速221m、時速にして796km。これは408発の9ミリ弾と同じポテンシャルエネルギーになります。人間の筋肉を割くのに必要なのは101.6kgですが、この場合落ちてくるコイキングは2.4トンにもなります。動画では『怪しい伝説 / Mythbusters』で鉄ゲタを時速104.6kmでダミー人形にぶつけた際の映像を紹介しています。
ただ、コイキングにも同じ運命が待っており、コイキングがあなたを殺した暁にはコイキングもまた同じようにグチャドロの肉片に。ポケモンセンターではなくシオンタウン直行ですね。
[via Kotaku]
(abcxyz)
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