現在ではすっかりダークヒーローとして定着しているバットマンも、初めて映像化されたテレビドラマでは、ポップで明るいヒーローとして描かれていました。

そんなバットマンが、どうやってダークナイトへと変貌したのか。ファンフィルム『バットマン・エボリューション』は、60年代風バットマンがダークナイトへと進化する過程を、独自の解釈で描いたファン・フィルムです。
 


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『バットマン・エボリューション』に登場するヴィランは、『バットマン:アーカム・オリジンス』にも登場したブラックマスク。彼がロビンを人質に、巧妙な罠を仕掛けてバットマンをダークナイトに導くという想定になっています。

当初のバットマンは、アダム・ウェストの演じた60年代風のコスチュームで登場。日本では『怪鳥人間バットマン』というタイトルで放映されたテレビシリーズを意識して描かれており、懐かしいBGMとともに、アクションシーンにオノマトペが現れるのも当時のテレビドラマを彷彿とさせます。


バットマン・エボリューション2

擬音のポップなビジュアルが60年代風


しかし化学溶液を浴びたバットマンは、硬質化したスーツと共に、ダークナイトへと進化! よく見ると、ダークナイト登場とともに画面のアスペクト比も変化しているんですよねー。芸が細かい!


バットマン・エボリューション3

ダークナイトはこうして誕生した?


さまざまの歴史を持つバットスーツですが、その中で最もエポックなものとして記憶されるのが、ティム・バートンが登場させたラバー製のスーツでした。そしてクリストファー・ノーランによる『ダークナイト』トリロジーで、バットマンのイメージはよりシリアスでダークなヒーローとして定着することとなります。

なお、この作品でバットマンを演じているエリック・ゲーブルさんは、実際に忍術の修業をつんだ方なのだそうです。リアル忍者バットマンなんて、いちばん燃える設定かも!?


BATMAN EVOLUTION [YouTube]
BATMAN EVOLUTION - Action Packed Fan Film [GeekTyrant]

キネコ

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