調子の悪い携帯電話を直すため、街角でインド人が経営するショップに入ってくる人々。
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少しのあいだ奥に引っ込んだ店員は、直したついでに「スペシャルなアプリ」をオマケでインストールしてくれるのです。
このアプリは、タップひとつで部屋の電気を消したり点けたり、路上でも照明を操り、オートロックのクルマ全てを解錠し、ATMから現金を引き出し、しまいには信号機も思いのままに青信号に変えられるという、なんでもハッキングが出来てしまう夢のアプリなのですが...?
路上は大事故。挙句の果てにパトカーまで登場し、「うちの電話を盗んでシステムをハッキングしたからこうなったんだよ!」と責任を押し付けるインド人。警察官から詰問されて、みんな腹の底で「マジかよ、俺のせいにすんなよ!」と思いますよね。
しかし警官が「この携帯電話のどこでそんな操作なんか出来るんだ!?」と見せてきたスクリーンには...。
と、表示されており、これら一連の出来事が、ストリート全体を巻き込んで仕掛けた壮大なプロモーションだったということが知らされるのです。これは以前にご紹介した記事「やっぱり人は超能力を恐れる? ニューヨークのカフェで『キャリー』をやってみた」と同じような、非常に手の込んだドッキリ・プロモですね。
実際にテレビゲームの『Watch Dogs』では、主人公エイデン・ピアースが携帯端末を駆使して、シカゴの街全体をハッキングして戦います。なのでこの動画で出たことは全部、ゲーム内で出来ることなのです。
こんなアプリが本当にあれば、ウハウハな人生を送れるんですけどねぇ。このイタズラに引っかかった人たちは、さぞやガッカリしたに違いありません。残念!
Watch Dogs Stunt Essentially Shows The Game With Photorealistic Graphics[Kotaku]
(岡本玄介)
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