『コララインとボタンの魔女』や『パラノーマン ブライス・ホローの謎』で、驚愕のストップモーション世界を堪能させてくれたアニメーション・スタジオ「ライカ」。
【大きな画像や動画はこちら】
そんなライカがおくる最新のアニメーション作品が、アラン・スノウ原作の児童書に題材をとったダーク・ファンタジー映画『ボックストロール(原題)』です。
これまではティーザー映像のみの公開でしたが、ようやくオフィシャルの予告編が公開されました。その驚くべき映像をご確認ください!
世界最先端ともいえるライカのストップモーション技術が、今回の映画でもいかんなく発揮されています。滑らかでスピーディーな動きは、全編フルCGといわれても信じてしまいそう。
アラン・スノウ原作による児童書『Here Be Monsters』を原作に、段ボール箱の衣装をまとうクリーチャー「ボックストロール」と、彼らに育てられたエッグスという少年の物語を描くという、今回の作品。ボックストロールとはチーズブリッジという町の地下洞窟で暮らす、愉快なクリーチャーたちのことです。
しかしボックストロールは、夜な夜な街を徘徊し、チーズや子供たちをさらう存在として住人たちに恐れられていました。でも彼らに育てられたエッグスだけは、心優しい彼らの本当の姿を知っていたのです。
人間でありながら、自分をボックストロールだと疑わないエッグスと、ヒロインのウィニーという少女、そしてボックストロールを目の敵にする、宿敵アーチボルト・スナッチャーなどをからませつつ、ちょっとダークでハートフルなファンタジーとなっているようです。
前作『パラノーマン ブライス・ホローの謎』では、顔のパーツを世界で初めてフルカラーの3Dプリンターで製作したことでも話題を呼んだライカですが、今回の作品ではCGとの併用をあえて選択することで、より滑らかで奥行きのある映像を実現しています。
気になる声のキャストは、TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演のアイザック・ヘンプステッド=ライト、エル・ファニング、『アイアンマン3』でマンダリン役を演じた名優ベン・キングズレー、他となっています。
予告編からも最高に美しく楽しい映像がうかがえる、ライカのストップ・モーション作品『ボックストロール』は、9月26日の全米公開が予定されています。
The Boxtrolls | Official Trailer #1 [YouTube]
[The Boxtrolls]
(キネコ)
関連記事
- しりとり格闘「口先番長」でマニアックしりとりすっから夜露死苦ゥ!
- A型野郎が『クラッシュ・オブ・クラン』にハマると、整理欲がハンパじゃない
- 震えるパワーを秘めた手乗りスピーカー。スマホと相性抜群のソニー『SRS-X3』