とても美味しい(自画自賛)。

思いついてしまった自分の発想力の鋭さに恐怖しています。


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最近水をゼリーにした「水ゼリー」というのが流行っているようですが、せっかくなら夏らしい食感と色と味で勝負したい! というわけで、微炭酸がシュワっと口に広がる爽快な水ゼリーのレシピを紹介しますね。

普通、水ゼリーはミネラルウォーターで作る、味気の薄いものが主流。サッパリしていて確かに美味しいのですが、ガッツリと「濃い味」ゼリーもまたそれはそれで美味です。今回は後者の方で行ってみようと思います。


■材料

・サイダー(400ml)
・アガー5g(寒天の一種ですが、やわらかな口当たりになります)
・青色食紅


サムライブルーゼリー2

子供が大好きな組み合わせ


青色の食紅って、あまり売っていないんですよね。3軒ほどまわってやっと見つけました。青は食欲を減衰させる色であるとか......。いやいや、青くても美味しい駄菓子を僕はたくさん知ってます。


サムライブルーゼリー2

寒天やゼラチンでもできますが、アガーがベスト


鍋に100mlのサイダーを入れ、火にかけます。温まってきたらアガー5gを投入し、よくかき混ぜながら熱します。


サムライブルー水ゼリー3

ぶくぶくいうけどだいじょうぶ!


アガーの粉と熱せられているのとでダブルの効果でサイダーがぶくぶくいいますが、大丈夫。しかし沸騰しきってしまうと焦げ付く可能性があるので、沸騰手前で火を止める方が良いでしょう。


サムライブルーゼリー4

あっ......!


残りのサイダー300mlと、青色を投入。青色はほんの少しでOK。このように入れすぎると凄い色になります。


サムライブルーゼリー5

驚きの蒼さ。マジブルー......


凄い色になります(2度目)。脳内にはかつて発売されたファイナルファンタジー「ポーション」という毒や......。いえ、清涼飲料水がリフレインしてきました。なお、弱火にして全体的に混ざり合ったら火から下ろしましょう。あまり熱しすぎると炭酸が抜けてしまいます。


サムライブルーゼリー6

あまりの蒼さにカナシミブルー


凄い色になってしまいま......した(3度目)。しかし、「サムライブルー」というテーマを考えるとちょうどいい具合かもしれませんね。見た目はどう見てもポーションですが。この後は粗熱を取ってから、冷蔵庫にシュート。3時間ほどクールダウンさせましょう。


サムライブルーゼリー7

これが蒼さか......。


でき上がったものがこちらです。アガーは非常に口当たりが良く、ぷるぷる、つるん。とした食感。寒天やゼラチンでは出せない食感です。味の方はというと......。甘くてシュワっと微炭酸! これはちょっと美味しいかも。


サムライブルーゼリー8

サイダーを100ml投下


ここからはアレンジ。軽くゼリーをかき混ぜた後、グラスにサイダーを入れてみましょう。500mlのペットボトルでサイダーを購入した場合は、残りの100mlを入れてみるといいかもしれません。するとゼリーとサイダーが交じり合って......。


サムライブルーゼリー9

爽やか青春ブルー


あの真蒼だった塊が、まるで流氷のような爽やかなドリンクに早変わり。追いサイダーのお陰で、口に含んだ時に炭酸が強めのパンチを繰り出してきます。飲むゼリーの炭酸バージョンという感じです。お好みでジンやウォッカなどを入れてみるとさらに美味しいかもしれませんね。このサイダー水ゼリー「サムライブルー」。ぜひお試しあれ。

くれぐれも青色は入れ過ぎないように。


小暮ひさのり

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2014/06/samurai-blue-jelly.html