チャド・ルーブルさんのお母さんリンディーさんは12年前に脳卒中に倒れ、重度の失語症にかかってしまいました。それ以来彼女は言葉をうまく操ることができず、キーボードを打ってメールを書くこともできなくなっていました。 そんなお母さんのためにチャドさんは、キーボードを打たなくてもメールを送れるようにと、Kinectを使ったシステムを作成。Kinectを通じて12年ぶりにメールを打ったリンディーさんの感動を、以下より御覧ください。
 
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画面に表示される表情アイコンを選択し、アンテナ感度アイコンを選択することで、現在どんな感情をどれだけ抱いているかをメールに記すことができるそうです。動画内では「ハッピー」と「とても」を選択し、「リンディーはとてもハッピーです」というメールを送っています。 ---------------------------------------
素晴らしいわ、ありがとう、本当にありがとう!
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と喜ぶリンディーさんの姿、素敵ですね。リンディーさんのように失語症を持つ人はアメリカ国内だけで100万人いるそう。チャドさんは失語症により、メールなどのソーシャルメディアを使えないことを「デジタル・キーボード・ギャップ」と呼び、そのギャップを埋めたいと考えているそうです。
[via Make via Kotaku] (abcxyz)
RSS情報:http://www.kotaku.jp/2012/09/woman_who_had_stroke_sends_male_with_kinect.html